「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

2019年を振り返る(〇△部分の雑記)

 

 2019年も、今月も、残り4日。

 個人的に今年は、本当に投資が不振(金額面で)でした。

 日本株は、昨日が年内の最終受渡日であり、2019年の税務上の成績が確定(わずかな利益)しましたので、今年1年の反省を込めて簡単に振り返ってみます。

(でも、「毎年、いやいや毎週、酷い時は毎日が、反省の繰り返し」となってしまうところに、この世界の住人の辛さがあります(苦笑))

 

昨年と比較してみますと、成績悪化の原因として、顕著な出来事として2つあります。

〇 その1つ目は、IPO(新規公開株)の当選が少なかったことです。

  IPOの当選銘柄

    2018年 8銘柄

      MTG(7806)・GAtech(3491)・ラクスル(4384)・

       国際紙パルプ商事(9274)・SBIインシュア(7326)・CRG(7041)・

        アルテリア(4423)・ポート(7047)

    2019年 3銘柄

      フリー(4478)・SRE(2980) 他REIT1銘柄 

 赤字は、初値が公募価格割れで、マイナス(損失)となった銘柄です。

 

 これだけを見比べても、2019年の成績が2018年に比べると悪くなった原因が、よくわかりますよね?

 IPOは、9割以上の銘柄が公募価格より値上がりするものの、期待度が高いものは抽選の倍率も高いので、「当たったらラッキー」という宝くじみたいなものですが、申し込みをし続けていれば、どれかは当選します。

 赤字になるような銘柄は、売り出し額が大きすぎる(過去1年で言えばソフトバンク(SB)が典型例)か、公募価格の設定が高すぎる(SREが典型例)かが理由の不人気銘柄なので、当選確率も上がるのですが、今年で言えばフリー、昨年で言えばラクスルのように、前評判では「公募割れ確実」と言われても、意外高(ラクスルなどは、一時期公募価格の3倍以上に)になるものもあります。

 だから、不人気でも、取ってみる価値は十分あると思っています。

(勿論ケースバイケースです。相場環境が悪い時には、昨年の12月のように公募割れ続出の時もありますからね。)

 個人的にIPOは、初値売りで撤退する自己ルールにしています。

(昨年旅人が当選した、2018年7月に野村が主幹事で上場したMTGは、現在、初値の約9分の1にまで暴落しています。MTGに関してはちょっと特別で、不正会計が原因の大暴落ですが、こういうこともある上、基本的に初値天井の銘柄が多いので、IPO銘柄の株価というのは、上場した後にどうなるのか、先は読みにくいです)

 

 IPOを初値売りした結果を比較すると

   2018年の8銘柄で、+約50万円

   2019年の3銘柄で、+約4万円

と、運が左右するIPOですが、これだけの差が出てしまいました。 

 個人的に2019年のIPO当選確率が大きく下がった原因は、2018年12月にIPOのソフトバンク(9434)の当選分を、全部辞退した内部ペナルティーがあったものと推測されるのですが、それにしても今年は当選数が少なかったと思います。

 

〇 今年がイマイチだった象徴例の2つ目は、昨日発生しました。

 昨日の引け後に、パルコに対するTOBが発表されましたが、実は昨日の朝方まで、旅人はパルコ株を所有していました。

 親会社のJフロントリテイリングがTOBを掛ける可能性が十分あることは、予想していましたが、決算発表後の昨日に高値を付けた後、軟化したので、いったん手放していたのです。

 旅人の本音は「昨日じゃなくて、一昨日に発表してくれよ」です(笑)

 そういうわけで今年は、タッチの差で、保有株のTOBに掛かることが出来ず。

 ところが、昨年は偶然、メルカリ株を大量保有するユナイテッド(2497)の親会社DACHD(6534)を買った直後に、DACの親会社である博報堂DYから、DACに対する全株TOBが発表され、予想外の大きな利益を得ることが出来たのです。

 

 このような差もあり、残念ながら、今年は生活費を捻出できないレベルの利益で終わりました。

 今年の反省としては、

  全体的に1銘柄当たりの投資額が少なすぎた

  (昨年300万→今年100万・会社員時代は1000万超で、大勝大敗の繰り返し💦)

  大勝負を一度もしなかった

  (これは昨年、とある銘柄の大勝負で敗れ、大負けを食らった影響です) 

ことですね。

 唯一の評価点は「今年の目標である低リスク投資は達成(大負けが無かった)」です。

  (その代わり大勝ちも無しなので、この評価は微妙ですが...)

 来年は、もう少し、自分の予想・読みを信じて、勝負していこうと思います。

 

 ひとまず、2005年から15年連続のプラスで今年も無事終了。

 あまり欲張らず、プラスが続いていることだけで、良しと考えないといけないですね^^

2019年、旅先で食べた物を振り返る(下半期)

 

 先の記事の続きです。

 2019年7月~振り返ると

 

 7月は、まず函館に着くなり、旅妻が仕事で馴染みの、金森倉庫街にある「いかいか亭」でランチ。

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 海鮮がメインのお店ですが、旅人は大好きな天ぷらにしてみました。

 いかいか亭の名前の通り、烏賊はおいしいのですが、天ぷらは思っていたほどではなかったものの、勿論、美味しくいただき、満腹になりました。

 

 この日に1泊した、オリックス系列のホテル「万惣」さんでは、夕・朝食共にブッフェなので、いつものように...ブッフェの夜ご飯は、

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 じゃじゃじゃん。

 このテンコ盛り。

 蛸メシ、旨旨過ぎで、お替り何度もしました。

 天ぷらも、揚げたてなので、何度もお替り。

 昼にも食べてたくせに、夜も天ぷらをチョイスするとは💦

 どんだけ食べるんだっていう話ですね(笑)

 旅妻も、旅人のお替りっぷりに呆れていました。

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 こちらが朝ごはん。

 ご飯だけに飽き足らず、朝からラーメン迄取ってくるという強欲ぶり。

 北海道は(九州もですが)食べ物が本当に旨いですからね。

 流石に、夜・朝と、食べ過ぎましたので、昼ご飯は、抜きにしました。

 これは当たり前ですよね^^。

 

 この後、函館・大沼のオーベルジュEPUYに連泊し、美食三昧の旅をしました。(別記事で紹介します)

 

 8月には、これも別記事の「きぬ川不動滝・・・」で紹介の通り、食べまくった、その翌日は、奥日光湯元温泉に移動し、

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 こちらの「奥日光高原ホテル」に連泊。

 冷房が無いホテル(標高が高いので、冷房の必要性が低いため)なのですが、白濁した温泉を楽しんだ後は、夕食へ。

 実は、こちらのホテルでは、食事についてはあまり期待していなかったのですが、料理の品数が凄くて...

 ちょっと驚きました。

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  こちらが、1日目の夕食。

 ここに写っているもの以外にも、次から次へと料理が来る状態でした。

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 そして、こちらが2日目の夕食。

 こちらも1日目同様に、次から次に出てくる状況。

 いやあ、二日間とも完食で、超満腹^^

 

 8月は更に、日帰りツアーにも申し込み。

 このツアーでは、茨城では有名な洋食店「ペンギン」さんで

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 ハンバーグランチに舌鼓。

 牛肉100%のハンバーグ、美味しかったです。

 更には、このツアーでの立ち寄り先の、栃木・佐野プレミアムアウトレットでは、アウトレット外にあるラーメン店を探し、

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 佐野ラーメンまで食べてしまいました。

 このさっぱりしたラーメン、胃腸の弱った我々世代には、非常に食べやすいのです^^

 この日帰りツアーは、

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 桃狩りもあり、これは流石に1個だけ食べて、残りは家に持って帰りました。

 昼から夕方の数時間で、この量は、食べすぎです(笑)。

 いつものことですが。

 

 9月には、旅妻が予約した銀座の「江戸前肉割烹宮下」というお店で、

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 この肉ランチを食べに。

 今年は、1月から9月まで、肉・肉・肉尽くしでした。

 

 9月の後半から10月半ばまでは、週末になると台風が直撃し、大きな被害が出ました。

 そのため、旅行予定もキャンセルし、10月は出かけませんでした。

 

 11月には、別記事(高速バスで越後湯沢へ)にも書きましたが、越後湯沢一人旅で 

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 舞茸天&親子丼やカツ丼を食してきました。

 いつも通りの、食いまくりの一人旅。

 

 そして、12月は、旅妻が予約した

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 都内・汐留にあるこちらのビルの40階。

 

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 旅妻がお気に入りの、この「Fish Bank Tokyo」というレストランで、

 

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 Xmasランチを頂いてきました。(写真は、メインの魚料理と肉料理)

 旅人には、ちょっと贅沢なランチでしたが、美味しくいただきました。

 

 こうやって振り返ると、毎月、肉を食べてばかりの1年間という結果に、我ながら驚きです。

 普段は、かなり食費を抑えていますので、その粗食ぶりと比較すると、雲泥の差がある今回の記事の食事内容ですが、その差というものが、人生に必要な潤滑油なのだと思っています。

 明日は、今年最後の旅行(と言っても、都内のホテル宿泊ですが)に行ってきます。

 旅人でした。

 

2019年、旅先で食べた物を振り返る(上半期分)

 

 2019年も、残り5日となりました。

 普通の日常生活では、投資の世界に居る旅人なのですが、同じような日々の繰り返しなのにもかかわらず、会社員時代よりも、非常に月日の流れが速く感じます。

 今年は、投資の成績が芳しくなく、その影響で、旅行した回数も少なかったのですが、この1年間、旅先で食べた物を振り返ってみようと思います。

 

 まず1月。

 1月は、栃木県の那須に行きました。

 オフシーズンの那須は、かなり寒いので、訪れる人もぐっと減り、その分、宿も安くなります。

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 この時は、何度も来ているウェルネスの森那須に宿泊。

 ここは、無料の温泉貸切風呂が複数あり、手術の影響で、体に大きな傷跡が残っている旅妻が、周囲に気兼ねなく温泉に入れるという、大病後の人にとって最適な宿です。

 こちらのホテルの運営は、共立リゾート(旧、共立メンテナンス)。

 ビジネスホテルのドーミーインや学生寮、全国数十か所でミドルアッパークラスの宿泊施設を運営している大手企業です。

 共立リゾート系列では、無料の夜泣きラーメンのサービスが有名です。

 旅人達が訪れた日は、その前日が全国的な大雪で、那須も少し雪が降りました。

 その影響で、チェックインの時に、「3つあるスイートルームのうち、1室が雪で来れなくなったお客さんが出て、急遽キャンセルとなったので、追加料金(一人1000円)で変更しませんか」との案内が。

 以前にも冬の時期に1度、激安でスイートルームが出ていて(スタンダードルームとほぼ同じ値段設定でした)、泊まったことがあり、便利さ(フロント・大浴場等に一番近い客室)と豪奢な気分を味わったことがあったので、喜んで変更しました。 

 

 話は逸れてしまいましたが、食べた物を振り返ります。 

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 ディナーの時には、各テーブルに、このようなキャンドル(ライトです)が。

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 メインの那須牛のローストビーフ(と炊き込みご飯・汁物)。

 もちろん、ローストビーフ美味しいのですが、脂身が多く、齢を重ねた旅人達の胃袋には、やや胃もたれしてしまいます。

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 ブッフェの朝食。

 相変わらずのてんこ盛り夫妻です。(盛り過ぎ)

 

 2月には、旅妻が予約した日帰りツアーで

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 いちご狩り。

 甘くておいしかったです。

 旅人は40個以上食べました。

 

 3月は

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 芝パークホテルのステーキランチに。

 何となくネットサーフィンしていたら、偶然見つけて、食べてみたくなり、予約し、行ってしまいました。

 3月には、他にも、北海道ふっこう割でお得に予約した、道南ツアーに行きました。

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 こちらは、登別温泉の宿、「登別万世閣」での夕食。

 宿のランクは低めなので、料理も、そのランク通り、ごく普通の内容と味。

 量も少なめでした。

 一緒のツアーの人達も、そそくさと食べて、とっとと食事会場を後にしていました。

 このツアーでは、この翌日、別の北海道旅記事(「洞爺・有珠」)で紹介済みですが、ウィンザーホテル洞爺での

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 こちらの写真のディナー(丸テーブルで、同じツアーの人が全員一堂に会して食べる、結婚式スタイルでした)や、夕食後に、

 ホテル内のケーキショップで買った

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 このケーキも、爆食いしました。

 ウィンザーホテルは、美味でした。

 

 4月には箱根に向かう途中で、

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 小田原駅前の繁華街にある、唐揚げの名店「三平」さんで、ランチセットをパクリ。

 こちらの唐揚げ。

 一羽を丸々揚げているので、食べることができる部位の全てを頂けます。

 唐揚げにご飯とみそ汁。

 このメニューだと、昼間からグッと◯◯を飲みたくなりますね^^

 

 この日の夜は、旅妻が予約した箱根の宿で、

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 ディナーを。

 こちらは、最近軒並み値段が高くなってしまった箱根の宿の中では、安くて人気があるところですが、もちろん、食事は値段相応の物しか出ませんから、特に取り上げて紹介するほどのものではありませんでした。

 でも、朝食のブッフェは、この時も、てんこ盛りです。

 そして、GWに突入した4月の締めは

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 大分駅の駅ビル内レストランで食べた、こちらの「大分旨い物セット」でした。

 関(佐賀関)で取れた魚の刺身や、とり天、りゅうきゅう丼に、のっぺ汁と、大分グルメを一度にペロリ^^

 

 GWの5月は、大分から宮崎に移動し、宮崎駅前の商店街内にある「肉バルhallo」さんにお邪魔し、

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  こちらの都萬牛のモモステーキに

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  都萬牛のハンバーグ、更には

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 グラタンに、ガーリックライス✖2と、注文しまくり。

 (九州旅情報の「宮崎編」にも記載しています。)

 いくらなんでも、二人では食べすぎですね。

 でも旅先では、満腹夫婦だから仕方ありません。

 そして、阿蘇に移動して

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 旅妻が、再訪問したら食べたいと言っていた、阿蘇の赤牛ステーキ^^

 旅妻希望の店は、黒川温泉街にあるのですが、この時は黒川温泉に行く予定が無く、ルートも離れているので、阿蘇の道路沿いにあったお店に入って食べました。

 味は、旅人からするとまあまあで、美味しくいただきましたが、旅妻は期待していたほどには感じなかったようで、_| ̄|○していました。

 結局今年のGWは、九州グルメ旅となりました。

 

 6月には、都内神楽坂の焼き肉店(Kintan 神楽坂店)で

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 こちらのランチセットをパクリ。

 ネットで偶然見つけて予約したのですが、値段の割に、かなり高級感があって、思っていた以上に良い店でした。

 Kintanさんは、都内に数店舗を展開する焼き肉店で、この時初めて行きましたが、基本的に個室で、他人を気にすることなく、ゆったりと焼き肉を満喫出来るという、そのコンセプトに対し、グッドボタンを連呼したいお店です。

 

 これが、主に2019年上半期に、旅先(一部は飲食店目的の訪問で、厳密に言うと「旅」ではありませんが)で、旅人夫妻が食べまくった物の一部です。

 このようにまとめて振り返ってみると、今年の前半は、まあ本当に、毎月食べてばかりでした。

 これだけ食べても、夫婦共に、体型に大きな変化がないことが、奇跡ですね(笑)

  

 

冬の伊豆半島の写真( izu peninsula pictures)

 

 今回も、どちらかと言えば、外国人向けの日本の旅行先写真紹介記事です。

 

 冬は寒いので、ウィンタースポーツ系の旅行を除けば、やはり少しでも暖かいところに行き、温泉に浸かって、美味しいものを食べる旅に行きたいですよね? 

 そうなると、関東周辺の場合、行き先は、伊豆半島が選択肢の筆頭となるのだと思います。

 旅人も、過去の写真を振り返ると、冬は伊豆旅に行っていることが多いです。

 栃木県の那須方面も、冬は宿がかなり安くなるので、値段面重視で行く回数が多いのですが、やはり寒いので、写真は寒々しい感じのものばかりです。

 伊豆は、関東近郊の人ならば、最低でも複数回、多い人なら何十回・何百回と訪れている人がいる場所なので、旅紹介なんておこがましいことは出来ません(苦笑)。

 そういうわけで、今回は、旅の紹介ではなく、冬の伊豆半島で撮った写真の紹介となります。

 

 まずは、この写真。

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 勇ましい狛犬と青空の写真で、旅人としては、なかなか良い構図だと思っているのです。

 この写真を撮った場所は、いつの間にか

    ワンコの聖地となった伊豆高原の神祇大社

でのものです。

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 旅人が神祇大社に初めて行った15年位前には、訪れる人も少なく、誰も居ないような神社でしたが、伊豆高原はペットと一緒に泊まれる宿の数が、全国的に見て、圧倒的に多い地域であり、それに伴い近くに大規模なペット関連施設もいくつか出来た影響もあることから、今では、ワンコ連れの人が多数訪れる神社になっています。

 旅人も、以前ワンコを飼っていて、ワンコ連れの時の旅先は、ほとんど伊豆高原で、伊豆に行く度に、ここを訪れていました(ワンコ連れで行ける、無料若しくは低価格な施設は、伊豆高原近辺だと、大室山・小室山リフトとか、城ヶ崎海岸とかに限られてしまうので、こちらの神社に連れてきていたのです)が、今では、お守りや絵馬もワンコを模ったものになっています。

 国道の反対側が、子供連れ家族に人気で、バスのプチターミナルにもなっている伊豆グランパル公園ということもあり、場所は非常にわかりやすいです。

 ただ、伊豆グランパル公園駐車場と神祇大社の間に横断歩道が無く、行楽シーズンだと非常に交通量の多い道路を挟んでいるので、「神社の鳥居付近に横断歩道を作って欲しいなあ」と、ここに来るたびに思いますね。

 

 伊豆と言えば、やはり富士山は切り離せないですよね?

 そこで、伊豆半島から撮った富士山の写真を^^

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 こちらは、西伊豆から撮った初冬の富士山です。

 西伊豆からは、麓から山頂まで、全てが見渡せるので、富士山の大きさを実感できるのがイイですね。

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 こちらは、東伊豆から撮った冬の富士山です。

 東伊豆だと、どうしても手前に箱根の山々が入るので、山全体を見渡せるというような感じにはなりません。

 旅人としては、西伊豆から見る富士山の方が好きです。

 

 東伊豆の海岸線からは、海の方を見ると大きなものが見えますよね?

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 それが、この伊豆大島

 意外と近くに見えます。

 特に東伊豆町周辺から見ると、「すぐそこ」って感じるくらい近くに見えるんですよね。

 

 西伊豆は、夕焼けのスポットとしても有名です。

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 こちらは、西伊豆土肥港で撮影した冬の夕景。

 いやあ、イイですね。

 土肥港と言えば、

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 こういう変わった道路があります。

 実は、これ

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 この船の航路が県道となっているのです。

 清水港と土肥港を結ぶフェリーです。

 土肥と言えば、江戸時代に金山で栄えた町。

 金で潤っていたことで、当時は数千人が暮らす、大きな町だったのです。

 佐渡と並ぶ金山の街「土肥」。

 実は、昭和中期まで金の採掘が為されていました。

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 ですから、金山跡は立派な観光施設になっています。 

 

 伊豆の下田には、駅前に寝姿山があり、ロープウェイが架けられています。

 そこから見る、冬の下田港

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 本当に輝いて見えます。

 黒船来航のペリー提督も「この湾に船を入れたのかな?」と、古に思いをはせながら...
 近くから見ても、

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 この通り、穏やかな風景が広がります。

 いくら温暖な下田とはいえ、こちらの公園、冬では当然のことながら、少し寒いですが、ずっと海を眺めて過ごしていても飽きることはありません。

 近くの施設では、下田バーガーも食べられます。

 

 伊豆半島は他にも、たくさん見所があり、旅人も、旅妻とだけではなく、会社員時代の宴会旅行などや子供の時の家族旅行等で、本当によく訪れている場所です。

 それは皆さんも同じだと思います。

 特にワンコを飼っている方だと、ワンコ連れの旅行先は、ワンコ可の宿数が圧倒的な伊豆高原に、どうしてもなってしまうんですよね?

 そういう場所なので、あくまで今回は、写真の紹介というだけの記事です。

 それでは最後は、来春のダイヤ改正で廃車・廃止となる

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 スーパービュー踊り子(251系)の、伊豆急行線内を走行する雄姿の写真で締めたいと思います。 

 それでは、旅人でした。

 

 

 

 

冬の信州旅(諏訪湖・諏訪大社 (lake suwa& suwa-taisha shine))

 

 今年の冬は今のところ暖かいので、各地で雪不足の為スキー場がオープンできないとか、普段結氷する滝や湖が、全く結氷する気配がないとか、気象の異常と思われる現象が相次いでいます。

 今回は、普通に寒い冬だった2018年2月に、5年ぶりに全面結氷して、御神渡りも発生した諏訪湖に行ってきた時のことを、写真で紹介しようと思います。

 

 諏訪湖はかつて、ほぼ毎年全面結氷する湖でしたが、最近はその頻度が大きく減ってきており、全面結氷した時に発生する御神渡りが、平成の31年間でわずか9回、率にして3割程度でしか(昭和の時は8割以上の確率で発生していた)出現しませんでした。

 旅人は2018年、諏訪湖御神渡りが久しぶりに発生したというニュースを知って、今まで見たことが無いものでしたから、手術目前だった旅妻の病気平癒祈願のため、諏訪大社を訪れる目的もあって、行ってみることにしたのです。

 

 まずは、この写真。

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 これは、その時の結氷した諏訪湖です。

 実施に行ってみて、湖岸から眺めると、思っていた以上になかなか壮観な景色です。

 そして、この凍った湖を眺めると、遠くに、凍った湖の氷が大きく盛り上がったものが一直線に伸びている現象も見れました。

 それが御神渡りです。

 水は凍ると体積が大きくなるので、これに寒暖差が重なると、湖面の表面積よりも氷が大きくなり、その歪が溜まった部分で、氷が大きく盛り上がってしまう現象が発生するのですが、それを言います。

 

 それではまず、この旅のスタートからに戻ります。

 旅は、新宿駅からスタートです。

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 こちらのE353系は、新型の特急スーパーあずさ

 現在では、あずさ・スーパーあずさは、この車両に全部変更となりましたが、当時はまだ半分程度の変更で、残り半分は旧型車両でした。

 これに乗って、下諏訪駅に向かいます。

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 こちらが下諏訪駅到着の様子。

 下諏訪駅では、思っていた以上に、沢山の人が降ります。

 諏訪地域は、精密産業が盛んで、大手精密メーカーのセイコーエプソングループの工場や日本電産に買収されたことで傘下入りした日本電産の子会社が沢山あり、非常にビジネスマンが多い地域なのですが、この日は土曜日ですから、この降車した人々の大半は、観光客です。

 そして、その目的は、温泉と諏訪湖御神渡り)、諏訪大社への参拝等です。

 この駅は、諏訪大社の下社が近いので、ここで降りたほとんどの観光客は、下社に向かいます。

 下社で最も近い秋宮には、駅から歩いて10分くらいで着きます。

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 こちらが下社・秋宮の幣拝殿。

 歴史ある諏訪大社の重厚な雰囲気を感じさせます。

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 こちらは、秋宮の神楽殿

 両方でお詣りして、それから下社の春宮というところに、徒歩で向かいます。

 秋宮から春宮は、歩いて20~30分くらい。

 途中、

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 中山道の宿場町だった雰囲気を残す界隈を通り抜け、その先の住宅街を、てくてくと歩いて行くこと約20分。

 目的の春宮に到着です。 f:id:tabibitoshuu:20191224114602j:plain

 こちらが春宮の鳥居。

 境内に入っていくと、

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 春宮の神楽殿やご神木が見えてきます。

 その奥には、本殿の「幣拝殿」があります。

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春宮の幣拝殿

 春宮も秋宮も、造りは似ているので、写真で見るだけだと、一瞬区別がつきませんでした💦

 こちらでも、病気平癒を祈りました^^

 一通りお詣りが終了した後は、下社の春宮から、歩いて下諏訪駅に戻ります。

 ただ、もうこの時点で午後2時頃。

 お昼を食べていなかったので、お腹が減っていましたから、春宮の参道沿いにあるお店を覗き、その中で丁度席が空いていた御蕎麦屋さんに入り、山菜そばを食べて、腹ごしらえしました。

 食事を終えて、再び参道を駅の方に向かい始めると、途中で 

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 このようなものがあります。
 これは、「下馬橋」といって、この橋は、身分に関係なく、馬を降りて渡らなければならなかったそうです。

 そして、この橋が、下社で一番古い建造物で、室町時代に作られたものとのこと。

 

 下諏訪駅からは、今宵の宿がある上諏訪駅に移動します。

 諏訪温泉(上諏訪温泉)は、上諏訪駅が最寄り駅です。

 この日の宿は「紅屋」さん。

 上諏訪温泉でも、大きな宿の一つです。

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 部屋は

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 上層階でフルリフォームしたばかりの、こちらのコンフォートルームが、安く出ていたので予約しました。

 ちなみに、非常に有名な諏訪湖の花火大会の時は、この宿だと、一人1泊5万円は取られます。

 諏訪湖の花火大会、非常に規模が大きく、また終了後の電車が首都圏の満員電車並みに混むことでも有名です。

 

 話は戻ります。

 花火大会の日だけは馬鹿高になる、その理由は

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 窓からのこの景色。

 目の前が、花火大会のメイン会場なのです。

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 結氷した諏訪湖を部屋から眺めていると、日が沈んでしまいました。

 こちらのお宿、大浴場は最上階にあり、諏訪湖を眺めながら、温泉に浸かれます。

 夕・朝食共に、料理は、なかなかの美味でした。

 写真もありますが、今回は省略します。

 

 翌朝、チェックアウト後は、近くにある間欠泉を見に行きました。

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 結氷した諏訪湖岸を歩きながら、間欠泉センターへ。

 しかし、本当に見事に結氷していますね^^

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 こちらが、上諏訪温泉の間欠泉センター。

 1983年に温泉掘削中に突然噴出した時には、自噴で高く吹き上がっていたことから、非常に話題になり、旅人も子供心に、大きく取り上げられていたことを薄っすら覚えていますが、今では自噴しなくなり、コンプレッサーで圧縮空気を送り込んで、噴出させているそうです。

 

 これを見学後、温泉街を歩いて上諏訪駅に。

 帰りも、スーパーあずさに乗って新宿へ。

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 この車両(E351系)は、既に運用が終了し、全車両が廃車となったので、もう乗ることも見ることも出来ません。

 この時には、既にそのことが決定していたので、記念として初めて乗ってみました。

 反対側のホームに止まっている「あずさ」も、既にあずさとしての運用は終了し、来春から伊豆方面の特急踊り子号として、改装された上での運用が決まっています。

 

 新宿から2時間で行ける諏訪の冬旅。

 諏訪大社は、非常に由緒があり、特に7年毎(厳密に言うと6年毎)の御柱祭は著名行事です。

 車で行かれる方は、諏訪大社の「上社」が高速道路のインターに近いので、そちらを訪れる人が多く、電車で来る方は今回旅人が訪れた、街中にある「下社」となります。

 (バスも走っていますが、本数は非常に少ないです)

 今年の諏訪湖は、とても結氷しそうもありませんが、次に結氷した際には、諏訪大社と併せて訪問し、温泉を楽しんで帰ってくる旅なんて、どうでしょうか?

 諏訪は寒いですが、大雪が降る場所ではないので、冬でもアクセスに支障が生じる可能性は低いですし、冬ならではの旅先として、お薦めしたいと思います。

 

 

  

 

冬の信越旅(winter of shin-etsu(nagano&niigata prf) journey)

 

 この旅人ブログですが、グー〇ルの解析ソフトによると、外国からのアクセスが継続的にありますので、今回はどちらかといえば、外国人向けの日本の冬旅紹介記事になります!?

 と言っても、英語が苦手の旅人ですから、文章は日本語オンリーで(苦笑)

 検索の結果、このブログに偶然たどり着いた外国の方には、写真だけでも見て頂いて、冬の日本(今回は信越地方)の旅も、色々と魅力がありますよということが感じて頂けたらと思います。

 

 早速本題に。

 外国人観光客に一番人気がある、信越地方(長野・新潟)の冬の観光スポットは何処だと思いますか?

 温泉と雪景色が混じるものとなりますが...

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 こちらの子ザルが居る場所です。

 

 それは、長野県の地獄谷温泉(野猿公苑)。

 志賀高原の近くにある温泉です。

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 こちらの施設の写真は、地獄谷温泉後楽館さんです。

 有名な野猿公苑に、最も近い宿泊施設です。

 特に、野猿公苑は外国人に大人気ですよね?

 温泉に入るニホンザルの姿が、外国人観光客の心を掴んで止みません。

 ただ、先日の台風被害が大きく、現状まだ半分程度の施設しか復旧していないそうです。

 特に冬は、雪がかなり降る場所ですので、アクセスしにくいのですが、冬の方が寒さで温泉に入っているサルが絵になります。

 残念ながら、旅人は夏や秋に訪れたことがあるだけですので、今回の写真は、秋の時期の写真となりますが、野猿公苑のサルの様子を紹介したいと思います。

 野猿公苑は、あくまで野生の猿に対して最小限の管理をするという方針で運営されていますので、エサやり等はもちろん一切禁止です。

 サルに触れてもいけません。

 このルールだけは、絶対に守ってください。 

 それでは、温泉に入っているサルの写真から。

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 初秋シーズンだと、こんな感じです。

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 この日は、暖かいという程度の気温でしたが、温泉に入るサルは、ごく少数です。

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 野猿公苑内は、結構広いのですが、この観光客の数、凄いですね。

 本当に山奥の場所ですから、こんなに人がいること自体が驚きです。

 そのうち、3分の2くらいは、外国人観光客です。

 ここのサルは野生で、野猿公苑のすぐ裏の山の中で暮らしており、運が悪いと野猿公苑内に姿を現さない時もあります。

 その時は、諦めるしかありません。

 HPを見ると、今年の11月に10日間ほど、姿を見せない日があったようです。

 この写真を撮った時は、ちょうどサルたちが山から下りてきて、野猿公苑内に現れるという、グッドタイミングでしたので、たくさんのサルに会えました。

 野生ですが、人には慣れていますので、写真のように人間のすぐ横を悠々と通ってゆきます。

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 こちらは、野猿公苑の下部ですが、サルが沢山います。

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 こんな小さい子供のサルも橋の欄干を渡っていきます。

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 こちらは、群れの中で地位の高いボス級のサルです。

 体もおしりも、他のサルより一回り以上大きく、「キーっ」と、時々周囲を威嚇しながらも、本当に悠然と歩いていきます。

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 そして、あちらこちらで、母ザルが子ザルの毛づくろいをしている微笑ましい光景も見かけます。

 こちらの野猿公苑、山の中で、一番近い駐車場のキャパが小さいので、大半の人は、駐車場から未舗装の山道をかなり歩くことになります。

 まして、冬は、雪が積もっていて、悪路になるのですが、それでも温泉に入るサルを見たいと、多くの外国人客が訪れています。

 雪のシーズンに行かれる方は、足元に気を付けてください。

 

 冬の信越地方は、スキー・スノーボートシーズン。

 旅人もスキー好きです。

 子供の時からですから、スキー歴30年を超えます💦

 北海道のニセコや長野県の白馬は、既に外国人に大人気のスキーリゾートに変貌してきていますが、最近では、上越でも、外国人スキーヤースノーボーダーの数がだいぶ増えてきました。

 そういうわけで、上越は標高が低く、雪質は良くない(標高が高いスキー場を除く)のですが、天気が良ければ景色は良いので、それを写真で紹介しようと思います。  

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 上越の標高の低いスキー場でも、スキー場の最奥部や最上部に行けば、このように一面雪に覆われた山々と青空を見ることができます^^

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 こういう好天であれば、斜面を滑り降りる爽快感は、本当に良いですよね?

 旅人も膝が痛くならなければ、何十回と滑り降りたいですが... 

 齢には勝てません💦💦

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  こういう写真を見ると、久しぶりに行ってみようかなと思いませんか?


 冬の関東甲信越地方は寒いですが、冬でないと味わえないものも沢山あります。

 それらを是非もう一度体験し直して、冬ならではの魅力を再発見していければと思う旅人でした。

 

 

ザ ウェスティン スィレイ ベイ リゾート&スパで過ごした休日

 

 今回の旅の思い出は、まだ旅人が会社員で、長い休みがなかなか取れなかった時のものです。

    あの時は

          兎に角、日常生活の疲れを癒す旅をしたい

と思い、観光メインではなく、滞在メインの海外旅行を求めた結果チョイスした、プライベートリゾート感があって、なおかつ比較的安めのホテルである、

   タイ・プーケット

                     「ウェスティン スィレイ リゾート」

に行き、宿泊して過ごした休日のことです。

 なお、この時の滞在は、ビデオ撮影がほとんどで、写真は数枚しか撮っていなかったので、写真での紹介は、少なめになります。

 

 この時プーケットには、バンコク乗継ぎで行ったのですが、思っていたよりも時間が掛かったので、

            プーケットって遠いなあ

と感じました。

   でも、時間が掛かるってことは遠くに来た感も強く得られるので、日常から離れたいという時には、うってつけの場所だったのかもしれませんね。

 午前中、東京を出発したのですが、ホテルに着いたのは夜8時近くに。

 途中、バンコクでの乗継ぎの時に、少しトラブルがあって、旅妻は何も問題なかったのですが、旅人だけ乗継ぎレーンで空港職員に止められてしまい、先に進めなくなって、困った覚えがあります。

 まして職員はタイ語だから、何を言っているのかわからないし...

 その様子を見た旅妻が、英語でまくし立てて色々と喋ったところ、暫くしたら、「通っていいよ」とボディーランゲージで言われたので、何とか先に進むことが出来ました。

 結局、何で止められてしまったのか、あれから何年も経った今でも、理由は全くわかりません。

 ただ、乗継ぎ時間にあまり余裕が無かったので、ちょっと焦っていた覚えが今でもあります。

 

 ホテルは、南国ムード溢れたオープンな作りのフロントで、「リゾートに来た」という感じが、到着するなり味わえます。

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 夜だったので、フロント付近はこんな感じで、非常に暗いですが、人里から離れたリゾートホテルなので致し方ないですね。

 訪れた時は9月の初めでしたが、部屋が無償グレードアップされ、ベッドルームが2部屋あるスイートに変更となり、部屋に案内されると

   こんなに広い部屋になるなんて嬉しいね

と、テンションも大きく上がりました。

 ただ、夜着いたことと、ホテルの敷地が広くて暗いので、ホテル全体の感じは全く掴めない状況のまま、部屋に入りました。

 夜ご飯を食べるには、ホテルに併設のレストランを利用するしか方法が無い立地なのですが、レストランは3つあるので、その中から旅妻が好きな東南アジア料理(ここはタイなので、タイ料理メインでしたが)のメニューがあるレストランに入りました。

 ホテル内のレストランなので、値段はまあまあ高いのですが、味はなかなか良かったです。

 偏食の旅人でも、問題なく、そして美味しく食べることが出来ました。

 

 翌朝、朝日が昇ると、ようやくホテルの全体像が見えました...

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 これは、ホテルから直接行けるプライベートビーチから撮影したものですが、敷地が広く、大きいですねえ。

 ホテル内には、今流行りのインフィニティプールもあり、非常にプライベートリゾート感の強いホテルです。

 部屋のベランダからは、

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 このとおり、青い海と浮かぶ島々、海を進む大小の船が眺められ、ベランダのソファーで、ぼーっと長い時間過ごしてしまいました。


「ザ ウェスティン スィレイ ベイ リゾート&スパ プーケット」の部屋から見た海景

 この旅の目的は、あくまでリゾートホテル滞在で、ゆっくり時間を過ごすというものであり、オプショナルツアーは、コーラル島というプーケット島から少し離れた島を訪れる観光を入れただけでしたので、この日は、ホテルでのんびり過ごしました。

 

 翌日は、コーラル島観光へ出発。

 朝迎えに来たツアー会社の車に乗り込み、揺られること30分くらい。

 コーラル島への高速船が出ている港に着きます。

 そして、コーラル島へは、もの凄く速度の早い高速船(モーターボートの大きいタイプで、スピードボートという名前です)で、15分くらい。

 サンゴで出来た島です。 

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 コーラル島からは、プーケット島の山頂にある大きな仏像(ビッグブッダ)が見えます。

 海はプーケット島に比べると、かなりキレイで、シュノーケルやダイビングするにはもってこいの場所です。

 この写真にも、ダイバーが写っていますよね?

 旅人は、ダイビングの免許を持っているのですが、10年以上潜っていないですし、旅妻はダイビング出来ないので、この時はやりませんでした。

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 その他にも、写真にも少し写っていますが、バナナボートやパラセーリング等の色々なアクティビティーも体験出来るので、非常に楽しく過ごせる島です。

 ただ、この時は旅妻の体調が良くなく、海を眺めるだけで終わりにしました。

 

 ホテルに戻った後は、プライベートビーチに行き、夕景を楽しむことに。

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 沈みゆく太陽に照らされて、非常に綺麗ですね^^

 滞在最終日は、ホテル内の施設を使ってみようということに。

    誰もいないインフィニティプールに入ってみて、満喫した後は、ジムへ。

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    この青い海と景色を見ながらの運動、凄くイイですよね?

    普通なら、メチャクチャつまらないランニングマシンも、この眺めがあると、時間が経つのが早い気がしました。

 その後、ホテルをチェックアウトして、往路と同じルートで日本へ帰国。

 あっという間の5日間でした。

 

 この時予約した、ウェスティン系列の「スィレイ ベイ リゾート&スパ」は、プーケット島と川で隔てられているだけで、ほとんどくっついている、島とは言えないような感じの島である、「スィレイ島」の南端にあり、プーケットの主要な中心街からは、かなり離れていて非常に不便なので、プーケット観光をするためには、お薦めできない立地にあるホテルです。

    ですから、旅人が当時このツアーを申し込んだ旅行代理店の東◯トップツアーズも、今ですとプーケットへのツアーで、こちらのホテルの設定はありません。

 ただ、リゾートホテルでの滞在だけを楽しみたい場合には、プライベート感が非常に強いホテルでありながら、値段も手ごろなので、ありなのかなと思います。

   都会の喧騒や、仕事に疲れた時には、遠くに行って、プライベートリゾート感の得られるホテルで過ごすだけという贅沢な海外旅行も、結構良かったなあと思った旅でした^ - ^

Xmasのベトナム旅(その3・ホアルー)

 

 ベトナム旅も4日目(2016年12月24日のクリスマスイブでした)。

 今日最初に向かうところは、10世紀末の約40年間、ベトナム北部にあった王朝の都が置かれた「古都ホアルー」。

 ここは、他の景勝地等と合わせて世界遺産に指定されています。

 古都ホアルーまでは、ハノイから約2時間の道のりですが、この日は今まで一緒だったベトナム4日間ツアーの人達が帰国し居ないので、旅人と旅妻とガイドさんと運転手さんの合計4人で、バンに乗って1日周遊することになります。

 

 ホアルーに向かう途中の車内で、旅人が旅妻に一つ確認しました。

 「ホテルのセーフティーボックス、ちゃんと鍵かけた?」

 旅妻、顔面蒼白に...

 「覚えていない」とのことで、旅人も絶句...

 出発前に旅妻が、セーフティーボックスから出すものがあるということで、鍵を開けておいた旅人。

 そのため、最後の確認、旅妻任せで、しなかったんですよね。

 既に1時間以上、車は高速道路を走っているので、今更確認にホテルにも戻れません。

 そういうわけで、もやもやしたまま、この日は観光することになりました。

 古都ホアルーは、何もない田園風景が広がる場所にあります。 

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 この日も天気が良くなく、写真は相変わらず冴えない状況ですが、これが遺跡への入り口の門です。

 中に入っていくと

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 観光用(写真撮影用)のヤギ❓も居ます。

 さらに奥に進むと、ようやく遺跡が見えてきました。

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 この直ぐ上の写真は、滅んだ王朝の王族の祠です。

 ホアルーは、丁朝・二代約15年、前黎朝・三代約30年と、いずれも短期間で滅んだ王朝の都でした。

 その次の王朝が遷都をした後、ここはそのまま放棄されたものの、王朝の都が置かれたということは、軍事的には要害の地ですから、以後のモンゴル帝国や明朝の侵攻をこの旧都付近で食い止めたそうです。

 この遺跡では特に、丁・前黎の2つの王朝の初代王の祠が、かなり整備されて残っているのが目立ちます。

 これは、17世紀に再建されたものだそうですが、再建後、地元の民が長い間手入れをしてきたからこそ、残っていたのでしょうね。

 観光客は、他の定番の観光地に比べると少ないですが、その分ゆっくり見学することができます。

 

 その次に訪れる場所は、世界遺産「チャンアン」。

 こちらは、景勝地です。

 2日前に訪れたハロン湾と比較されることが多く、「陸のハロン湾」と言われている場所なのですが、ハロン湾と同様に石灰岩台地が長い年月をかけて、陥没したり浸食されたりで、形成された風景です。

 こちらは、たくさん観光客が居ます。

 ここのメインは、この風光明媚な川沿いを、手漕ぎボートに乗って、風景を愛でながら、洞窟をくぐったりして一周するツアーですが、これがなかなかのもの。

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 これが、ボート乗り場です。

 次から次へと観光客が来ます。 

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 そして、出発すると、このボートの数。

 周囲は、中国の桂林のような風景が広がります。

 川の流れは非常に静かです。 

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 先を進むと、洞窟が現れます。

 ボートはこの中に入っていきます。 

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 狭い場所は、頭がぶつかることもあります。

 注意しながらの写真撮影です。

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 この場所は、幅も狭いですね。

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 洞窟を抜けると、船頭のお姉さん(おばちゃん)と一緒に、オールを漕ぎます。

 この辺りは、川の流れが殆ど無いので、漕がないと進みません。

 ツアーは大体、一周で1時間~1時間半くらいの行程です。

 途中にある中間の船着き場で降りたり、そこに付随のレストランで昼食をとるプランもあるようですが、旅人達は、昼食はツアーに付いていた為、ボートに乗る前に指定の食堂で取りました。

 チャンアンのボートツアー、景色も良く、楽しめて、非常に良かったです。

 ホテルのセーフティーボックスの件が気になったままなので、気持ち的には今一つ楽しめていない状態でしたが、それを忘れてしまうような体験でもありました。

 

 その後、ハノイ市内に戻ります。

 元来た道を進んで、ハノイ市内へ。

 そして、ハノイ市内で、もう一つ体験するものがあります。

 それは、「シクロ」です。

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 シクロとは、写真の青い服の運転手さんが漕いでいる、これです。

 旅妻がバッチリ写ってしまっているので、その部分は消したのですが、ちょっと汚い消し方でスイマセン💦

 ベトナムでは、他の東南アジアの国もそうですが、都市圏だと、オートバイの数が物凄いのです。

 その交通量の中をシクロという、自転車で押す乗り物(タクシー)が、まだ観光用で走っています。

 旅人達は、オートバイに囲まれながら、このシクロに乗って、宿泊先のヒルトン・ハノイオペラホテルに向かいます。 

 これが、想像以上に楽しかったです。

 バイクや車の中を巧みにすり抜けて、走るシクロ。

 周囲の車やバイクも慣れているので、ギリギリで交わしてくれます。

 交通量の多い交差点では、道を譲ってくれる時もあります。

 そして、シクロが進むと

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 ハノイ・オペラが見えてきました。

 その奥にホテルも見えています。

 シクロに乗ったまま撮ったので、ちょっと写真が傾いていますね。

 そして、ホテル前で降車しました。

 ガイドさんとはシクロの乗り場で一旦お別れして、夕食の時間になったら、またホテルに迎えに来るということになっていましたが、ベトナム最後の夜なので、H〇Sさんが、ハノイ大教会近くの、ベトナム料理のレストランを用意してくれているとのこと。

 

 そう言えば、セーフティーボックスの件、気になったままですよね?

 実はシクロに乗る前に、一旦ホテルに戻ってもらい、確認に部屋に行きました。
 すると、ちゃんとロックされていました。

 どうも、部屋を出るだいぶ前に、旅人が心配になって一応ロックを掛けていたようで、暗証番号も、旅人が旅先でいつも使っている番号でロックしていました。

 大事なことや必須・必要事項は、夫婦で協力し合って、ダブルチェックしないと、忘れてしまう年齢になってしまったので、それを徹底しないといけないという教訓を改めて思い知らされる出来事でした。

 

 ツアーの最終イベントである、ハノイでの最後の夕食は、このツアーの中で一番おいしかったです。

 ベトナム料理でも、ちょっとだけ高級な感じのコース料理でした。

 この料理の写真も少し残っているのですが、旅妻が写真の半分を占めており、その部分を消すと上半分真っ白になってしまうので、掲載は止めます(笑)。

 現地のHI〇のベトナム人ガイドさんも、この店で個人的に注文をして、お金を払って食べていたくらいなので、良い店であったことに間違いありませんが、店名は残っている写真を見ても、ちょっとわからない状態です💦 

 初日に空港に到着してから、4日間一緒だったHI〇の現地ガイドさんとも、これでお別れです。

 最終日のホテルから空港までの送りは、早朝対応の別のスタッフが迎えに行くとのことでした。

 ちょっと寂しさもこみ上げながら、手を振ってさよならをしました。

 

 最終日は、朝早い出発なので、ホテルの朝食は食べれなかったことから、ハノイ国際空港のベトナム航空ビジネスラウンジで、最後の時間を満喫しました。

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ラウンジ内

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ハノイ国際空港内

 まだ、早い時間だったので、ラウンジ内の人は少なかったです。

 御覧の通り、ガラガラでした。

 ソファーでくつろぎながら、朝食代わりにラウンジ内の食べ物をがっつり食べて、飛行機に乗り込み、羽田へ。

 最後に旅人は、ラウンジ内で、スープをひっくり返してこぼしてしまい、ラウンジの絨毯がべちゃべちゃになってしまったので、その掃除でアタフタしていました。

 

 このベトナムツアー、旅人にとって、非常に大満足でした。

 お土産で、高いのに買ってしまったベトナムコーヒーは、結局ほとんど飲まないままとなってしまいましたが(苦笑)。 

 参考ですが、このツアーの費用は、全ての現地ツアー、食事代込みで一人約13万円でした。

 この価格、ベトナム旅行であることだけを見れば、少し高いとは思います。

 ただ、全て込みですので、実際にベトナムでは、飲み物を買った時と、お土産を買った時ぐらいでしか、お金は使いませんでした。

 往復ビジネスクラス利用で、ホテルのグレードも高くて、この値段のツアーというのは、なかなか出ないでしょうから、お得なツアーであったことに間違いないと思います。

 来年(2020年)は、旅行予定が沢山あるので、再訪問できませんが、再来年以降に、旅妻の体調に問題が無ければ、今度は最安値の時にLCCを使って、再びベトナムのまだ巡っていない場所に行ってみたいなあと、この記事を書きながら、つくづく思う旅人でした。

 

Xmasのベトナム旅(その2・ハノイ市内)

 

 ベトナム旅3日目

 この日は、ハロンからハノイに戻ります。

 片道3時間以上かかりますが、バスの中はzzz...で静か。

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 途中バスは、休憩を挟みながら、ハノイ市内に向かいます。

 この写真に写っているのが、H〇Sベトナムツアーで使われたバスです。

 かなり良い車両ですよね^^

 海外ツアーの場合、日本のバスツアーのように、狭くて体が痛くなるというようなバスが使われることは少なく、長時間の移動でも、まずまず快適に過ごせます。

 

 ハノイ市内に着いて、レストランで昼食後、世界遺産タンロン遺跡に向かいます。

 タンロン遺跡は、ベトナムの北部にあった歴代王朝の王宮跡です。

 王宮と言っても、城塞としての機能もあり、「皇城」という表現の方が適当かもしれません。

 旧ハノイ城という表記もなされています。

 この日は、天気が良くなかったので、写真全体が暗くなってしまいました。

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 この写真の場所は、入場すると最初に見えてくる端門という楼閣です。

 流石に城跡なので、敷地はかなり広く、戦車とか戦闘機も展示されていました。 

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 端門を抜けると、向こう側は、更に広い敷地が広がっています。

 先の建物の一部は、博物館になっていて、歴代王朝の貴重な品物が展示されています。

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 これらは、このタンロン遺跡から出土した土器です。

 非常に貴重なものです。

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 博物館の前には、昔の宮殿の遺物が、わずかに残っています。

 こちらに屯している観光客が、写真を撮っている理由は、その遺物である「階段と手すり」が目的です。

 写真の右端に写っている手すりは、龍の形をした石造りのものであり、龍は支配者の象徴ですから、ここに宮殿があったことを偲ばせます。

 タンロン遺跡の周囲は、ハノイの政治の中心地となっていますので、 

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 ベトナム建国の父を祀った「ホー・チ・ミン廟」もあります。

 廟付近では、兵士が立っていて、目を光らせています。

 

 「タンロン遺跡」→「ホー・チ・ミン廟」と周った次の訪問先は、「文廟」。

 「文廟」は孔子廟であり、中国の思想の一つである孔子の廟があるということは、この一帯が、かつて中国王朝の支配下だった時代があったことを偲ばせる遺跡です。

 ベトナムで最初の大学の跡という紹介もなされています。

 学問の府だったので、ベトナム人による王朝が確立した後も、この場所は壊されずにそのまま使われ、現代まで残り続けることが出来たのでしょう。

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 これは入り口付近の写真ですが、いやあ、凄い観光客の数ですね。

 インド系、西洋系、東洋系と色々な国の人が、文廟を観光しに訪れています。

 中に入ると

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 入り口付近とは異なり、人は多いものの、非常に重厚な静けさがあり、この廟の厳かな雰囲気と、歴史の長さを感じさせます。

 写真に写っている亀の石像の上に設置された石板には、漢文が刻印されており、現代では、漢字表記が基本的に為されてなくなったベトナムですが、かつて中国の唐王朝末期迄の長い間、北部一帯が中国各王朝の支配下にあったことで、文字や文章も、漢字や漢文が使われていたという歴史がよくわかります。

 中国の紀元前の、春秋戦国時代は「越国」の一部だったり、「南越」等と呼称され、漢の時代~唐の時代までは、「交州」と呼ばれたのが、中国最南部からベトナム北部に掛けての一帯です。

 その中心は交趾と呼ばれ、日本でも広く知られている「三国志」の「呉(孫権以後)」や呉の次代王朝である「東晋」が、この地域を支配していた時代には、国域が長江以南に偏っていた呉や東晋にとって、交州での貿易収入の実利が大きいことから、非常に重要な地域だったので、この時代の中国の歴史では、度々「交州」や「交趾」の名前が出てきますし、王朝の重臣が交州の長官(交州刺史)を務めていました。

 そして、中国王朝支配の時代から近代に至るまで、ベトナム北部地域の人々の氏名は、漢字表記だったのです。

 この文廟には、そうした名残もたくさん見られます。

 その後、9世紀に入って中国王朝の支配から脱して独立し、一時期、明王朝に再征服された時代はあったものの、以後はインドシナ半島の大半を支配する大きな王朝の中心であったハノイ一帯。

 中国王朝支配下だった9世紀までの時代を、独立以後のベトナムの人々は嫌っているので、約2000年前(西暦40年)に、中国王朝の漢帝国に対して、最初に大規模な反乱を起こしたチュン姉妹(徴姉妹)は、今でもベトナムの英雄です。

 

 ちょっと話は逸れてしまいました。

 文廟を見た後は、ハノイ市民の憩いの場である

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 西(タイ)湖岸を散策しながら、水上人形劇の劇場へ。

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人形劇劇場の建物

 水上人形劇鑑賞もハノイ観光の定番ですが、想像以上にキチンとしたもので、なかなか見ごたえがありました。

 

 Xmasを迎えようとしていた「ハノイ大教会」も、勿論、フランス統治時代の名残の建物ですが、長い歴史を誇る北部ベトナムにおける、定番の観光コースです。

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 この日は、12月23日でXmas間近なので、サンタさんの赤い服で統一した人達が、マリア像の前で何かイベントをしていました。

 夜のハノイ大教会は

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 このとおり、昼間以上に非常に華やかで、賑わっていました。

 教会がある地域は、一番の繁華街なので、車もバイクも人も飲食店も多く、本当に煌びやかだった思い出が色濃く残っています。

 この後、旅人達を除く4日間ツアーの参加者は、この日がベトナム最後の夜となるので、ラストディナーは少し洒落たレストランでのものでした。

 (因みに、このツアーは、滞在中の食事「朝昼夕」が全て付いていました)

 

 4日間のツアーの場合、これでベトナムハロンハノイ)ツアーは終了です。

 個人的な感想ですが、ベトナム北部の観光は、ハロン湾ハノイ市内観光だけで、十分楽しめました。

 3泊4日の、ベトナム北部を巡るツアーだと、各社共にほとんど同じ観光コースだと思いますが、定番とはいえ、これだけでも、異国情緒をかなり味わえますし、長い休みのなかなか取れない日本人にとっては、最も近い東南アジアであることから、非常に行きやすい旅行先だと思います。

 人気の台湾観光に飽きたら、ベトナム観光もどうですか?

 食べ物も、日本人の口に合いますし、美味しいので、是非行ってみてください。

 なお、旅人達のこの時のツアーは、まだ残っており、H〇Sの現地ガイドさんと一緒に、貸切状態で別の観光地も訪れていますので、帰国までのその模様は、次の記事で書きたいと思います。

 
 

Xmasシーズンのベトナム旅(その1・ハロン湾等)

 

 今年も残り半月になりました。

 月日が経つのは早いものです。

 クリスマスが過ぎれば、年の瀬、大晦日、そしてお正月とイベントが続く忙しい季節でもあります。

 間もなくXmas。

 皆さんは、どのような思い出がありますか?

 旅人夫妻にとって、一番の思い出は、2016年のクリスマスに訪れたベトナム旅になります。

 この旅行は、海外旅行大手のH〇Sが、この年の夏秋に格安で出した「往復ビジネスクラス利用のベトナム4泊5日ツアー」で、旅人・旅妻にとって、人生初のビジネスクラスの利用でしたから、本当に印象に残っています。

 それでは、Xmasも近づいてきたので、思い出深いこの旅について、紹介したいと思います。

 

 この旅は、往復ベトナム航空ビジネスクラスを利用したものでしたが、人生初のビジネスクラスに旅人も旅妻も、空港に着く前から舞い上がっていました。

 ちょうどこの年、ベトナム航空は、ANAからの直接出資を受けたことで、それまで提携していたJALとの提携が切れた直後でした。

 ですから、ラウンジも本来ならばANAのラウンジになるところですが、旅人達が利用した時点ではまだ、JALのさくらラウンジの利用となっていたので、人生初の空港ラウンジは羽田空港のJALさくらラウンジとなりました。

 

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さくらラウンジで食べ物取り過ぎの様子(苦笑)

 人生初のさくらラウンジの雰囲気に舞い上がってしまい、これから機内食も出るというのに、旅人のこの盛り付けっぷり(苦笑)。

 初めてだと、仕方ないですよね。

 この時のラウンジは、平日のお昼前後の時間帯でしたので、かなり空いていましたので、旅人は遠慮なく、気に入った食べ物を何度もお替りしてしまいました💦

 旅妻の方は、飛行機に乗る前から、ラウンジで無料のお酒をガボガボとたくさん飲んでましたね。 

 

 旅人達が乗る飛行機は、

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 これです。

 国際線としては、やや小ぶりな機体のA321-200ですが、近距離ですし、何しろ格安ツアーですから、機体にまで注文を付けるのは欲張りというもの。

 この機体は小型ですから、エコノミーだと3-3の配列なので、狭いですが、旅人達は2-2配列のビジネスクラスですから、どんな機体でも構わないのです^^

 この旅行では、機内であまり写真を撮らなかったので、座席の様子はこれしか残っていないのですが、

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この時のビジネスクラスの座席

 この旅妻のくつろぎっぷりで、ビジネスクラスシートの広さが、まずまずの大きさだということがわかりますね。

 古いタイプのシートなので、モニターも小さいですが、何といっても初めての経験でしたので、十分大満足でした^^

 

 ベトナムハノイに到着すると、この日はそのままホテルに向かい、宿泊です。

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ヒルトン・ハノイオペラ

 Xmas直前なので、初日と、3・4泊目に宿泊のホテル「ヒルトン ハノイ オペラ」は、クリスマス用の飾り付けがなされていて、非常に華やか🎄。

 このホテルは、名前のとおり、ハノイ・オペラハウスの隣にあり、昔のフランス統治時代の雰囲気を感じさせる重厚な外観で、ロビーも引き抜けで天井が高く、豪華さを感じさせる造りでした。

 

 翌日から、他のH〇Sのベトナムツアーのお客さん達と一緒に行動となり、二日目からは、ハノイ周辺の観光地を回ります。

 翌朝、ホテルのロビーで待ち、迎えのバスに乗り込みました。

 最初の訪問先は、H〇S定番の陶器工場兼土産物店を周ります。

 こういうお土産系の工場を周るのは、ツアーの定番ですよね。

 これは、土産物店からマージンを貰うことで、ツアーを安くするためであり、格安ツアーでは必須の項目なので、致し方ないのです。

 製造工程の説明の後は、お土産コーナーに案内されます。

 陶器は重いですし、目につくような物は、あまりありませんでしたが、陶器の蓮華が自宅に無かったことから、1個約50円のレンゲを2つ買いました。

 ここで1時間ほど過ごしてから、(もう一か所、店に立ち寄った気もしますが)この日のハイライトである「ハロン湾クルーズ&鍾乳洞観光」へと向かいます。

 

 ハロン湾は、世界自然遺産に指定されており、天気が良ければかなりの綺麗な景色が見られるのですが、旅人達が訪れた時には、天気がイマイチで

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ハロン湾クルーズへの出発港付近

 パンフレットやカタログで見られるようなきれいな景色は見れませんでした。

 昼食は、このクルーズ船内で食べることになっており、HI〇のツアーには何度も参加している旅人達ですから、この手の食事が期待外れに終わることは、よくわかっていますので、全然期待していませんでしたが、やはりその通りでした(苦笑)

 港を出発すると、船が見所に到着するまでに、昼食を食べるのですが、お腹がある程度満ちたところで、食事は片づけられ、しばらく進むと今度は、お土産船が近づいてきました。

 ですが、誰も買う人がいなかったので、そのままこの船は立ち去りました。

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ハロン湾

 しかし、ハロン湾クルーズ、もの凄い船の数です。

 流石、著名な世界遺産

 多くの船が並走しています。

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ハロン湾の見所

 そして、1時間半ほど走り、この岩の付近で船は折り返します。

 岩の名前は忘れてしまいましたが、何らかの名前(調べたら「夫婦岩」だそうです)が付いていたはずです。

 ハロン湾は、石灰岩の台地が沈降して、海の浸食を受けて出来た地形で、中国の南部からベトナムの中部までの沿岸各地で、同じような光景を見ることができます。

 確かに有名な中国の桂林の景色と似ているように思えますが、中国に行ったことが無いので、あくまで写真や映像で見て記憶の中に残っている桂林の景色との比較です。

 

 その次は、そのまま近くのティエンクン鍾乳洞へ。

 ここは、地元の人が偶然見つけた鍾乳洞だという説明があったと思いますが、クルーズ船を降りて、鍾乳洞の入口へ。

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ティエンクン鍾乳洞の入口

 ハロン湾クルーズと鍾乳洞見学は、一つのコースになっていますので、あの船の数ですから、観光客の数、多いですねえ。

 前の人に続いて、鍾乳洞に入ります。

 鍾乳洞は、日本にもたくさんありますし、そんなに期待していなかったのですが、

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 この4枚の写真。
 どうですか?

 思っていた以上に、鍾乳洞内は大きく、ライトアップも非常にきれいで、ビックリ。

 曇天で、綺麗な景色が見れなかったハロン湾よりも、こちらのティエンクン鍾乳洞が良かったです。

 いやあ、本当に。

 この観光客の数ですから、混んでいますが、それでもこういう写真を撮る余裕はありました。

 

 再び船着き場に戻り、乗ってきた船で、出発港に戻ると、近くのホテルへ。

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某ホテルの部屋

 ホテルの部屋の名前は忘れてしまいましたが、部屋は良かったです。

 景色も

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ホテルの部屋から見た景色

 明るい時はこんな感じで、眺めが良く、

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 夜景も、御覧の通り、なかな綺麗でした。

 このツアーは、夜ご飯が付いていて、ショッピングモールに連れていかれてから、夕ご飯食べて、ホテルにまた戻るという流れでしたが、一旦ホテルにチェックイン後に行ったショッピングモールは、主に中国人観光客向けに作られたものの、この時期、中国とベトナムの関係が悪化した影響で、中国人観光客が激減し、ショッピングモールは、まるで廃墟のように寂れていて、ほとんど客が居ない状態でした。

 そういうわけで、ここで何も買うことはありませんでしたが、とにかく店員さんのみで、客が居ないので、ウィンドウショッピングすらする勇気もなく、旅妻と旅人は、集合時間まで広場でぼーっと過ごしていました。

 一緒のツアーの他の方も、大半は同じように広場の椅子に座って時間を潰していました。

 

 これで2日目が終了。

 ベトナムは、食べ物もおいしくて、2日目の時点で既に、意外なほどの満足感に溢れていました。

 3日目~は、ハノイに戻って、歴史的な建造物等を見学していきます。

 それでは、次の記事で。

 旅人でした。