「旅人:シュウ」の旅blog(&セミリタイア後の投資生活)

旅の資金は、投資利益で捻出しています。セミリタイア家計簿も。

都内・日本橋さくら通りの桜🌸

 

 3月20日~22日の3連休、風は強かったですが、天気はまずまずだったですね。

 特に天気が良かった21日の土曜日、ご飯を食べるために、日本橋・銀座周辺に行ってきました。

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 こちらは、この日(21日)の「日本橋さくら通り」の桜です。

 「日本橋さくら通り」の桜は、ビル街の路地の街路樹なので日当たりが悪く、思った以上に桜が咲いて無かった(3分咲き位でした)のですが、日本橋高島屋脇は道幅がやや広く、日当たりが他の場所より良いことから、7分咲きだったので、ここで撮影しました。

 写真の構図は、開催延期確実で、幻になるだろう「TOKYO2020」の旗と一緒に撮ってみました(苦笑)

 

 東京駅の八重洲北口を出て、大通りを渡ったところの、日本橋に近い八重洲の路地裏から、道路の両脇に桜の木が植えてある通りがあり、「日本橋さくら通り」の名称が付いています。 

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 この桜並木は、八重洲から日本橋高島屋SCを過ぎて、昭和通りを渡った更にずっと先の路地にまで、延々と植えられており、オフィス・ショッピング街における「ひと時のオアシス」という感じが得られる桜並木となっています。

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 上下の3枚の写真は、昭和通りを過ぎて、更に先の路地で、

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一昨年に撮影した写真ですが、なかなか見事な桜並木です。

   日本橋高島屋の周辺であれば、高層ビルや重厚な建物と一緒に桜の写真撮影が出来、こうした都会的な桜が最大の魅力である「日本橋さくら通り」の紹介でした。

 

 21日の銀座は、この写真で見ると、何だか人が少なく見えますが、

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 この写真を撮影した日本橋側の界隈は、銀座のはずれなので、土日祝日は元々人通りが少ない場所ですから、少なく見えるだけです。

    1か月位前に来た時と比べてると、全体的に人出がかなり多くなったと感じました。

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 所々で、こちらの写真のように、大道芸も行われており、かなり人が屯している場所もありました。

 特に、鳩居堂日産ギャラリーがある銀座4丁目交差点は、ものすごい人でした。

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 こちらは、今、世界的にほとんどの店が閉店中の「アップルストア銀座」です。

 

 ここにきて都内の繁華街では、普段沢山居る外国人観光客が少ない代わりに、逆に日本人の人出が多くなっているようです。

 新型肺炎の爆発的感染で、どこの国も危機的な対応を取っていて、世界の有名な繁華街はどこもかしこもゴーストタウンとなっているのに、対照的な日本の現在の状況については、日本も感染者が増え続けているにもかかわらず、国全体の危機感が乏しくなってしまっているような気がして、何だか場違いな感じもしました。

 こういう状況を見ると、逆に今後、日本での感染爆発の発生が心配になってしまいます💦 

 

    高級ブランド品店は、外国人観光客が居ないので、どこもかしこも客がほぼゼロで、店内で多くの従業員が手持ち無沙汰で屯しており、一度入ったら、そう簡単には出てこれないような雰囲気でした(^_^;)

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 こちらは夜の銀座です。

 休日なのに、夜も思ったよりも人が多かったです。

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 ただ、歌舞伎座の前は、講演が行われていないので、人がほとんどいなかったです。

 

 最後に、歩いている途中で、こちらにも幻になりそうなものを発見したので、

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パシャリと撮影してみました。

オメガのショップの前ですが、ここも客が居ないので従業員が暇そうにしており、携帯で写真を撮っているこちらの様子を見ていました(^^;;

2020年3月第3週の相場と成績(国境封鎖だらけとなった一週間)

 

今週の日本株

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16日(月)

 朝方にFRBが緊急利下げしたことが裏目に出て、本来大幅高スタートだった筈が小幅安スタートに。その後、一進一退を繰り返すも、日銀の緊急会合の結果が判明すると売りが膨らみ急落して終了。

17日(火)

 NY株が約3000ドル安と史上最大の下げ幅、下げ率も1987年のブラックマンデー以来という記録的な暴落となったことから大幅安スタートとなるも、アメリカで大型予算編成が動き出したことやGPIFの巨額現物買い・日銀ETF買い等が次々入ったことを好感して、大きく切り返し、大幅高で終了。

18日(水)

 NY株は大幅高となったものの、ダウ先物は終始大幅安で推移。日本株は引き続きGPIFの巨額現物買いが入ったことから、午後2時ころまで小幅高で推移するも、ダウ先物がストップ安で張り付いたままなことから、欧米株安への警戒感が急浮上し、大引け際にかけて急落し、日経225は小幅安(TOPIXは小幅高)で終了。

19日(木)

 NY株は大幅安となるものの、寄り付き前にECBによる巨額資産買い入れが発表されたことで、急伸して始まる。寄り付きから3日連続でGPIFによる巨額現物株買いが入り続けたものの、ダウ先物が弱くなった前場終了間際から上げ幅を一気に縮小。後場はアジア株の大幅安・REITの暴落や3連休の持ち越しを嫌気した売り等が断続的に出て、日経225は小幅安(TOPIXは小幅高)で終了。

  

 

 世界中で入国制限が実施された一週間となりました。

 旅人が6月から実施予定の世界一周旅行の行き先も、アメリカとチリ以外全て入国出来なくなってしまいましたので、このままの状況が続けば、世界一周航空券の入金期限である5月初旬までに、予約を全てキャンセルして計画そのものを作り直すことになりそうです。

 

 また今週は、GPIFが資産のリバランスという理由で、露骨な日本株下支えに打って出ましたが、世界的株安は全く収まっていないことから、効果は限定的でした。

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 このGPIFの資産構成リバランス買いは、いつまで続くのか知りませんが、今回の買いの期間はおそらく3月31日まで(金額は最大約4兆円)なので、どうなるのでしょうかね。

 

 各国の新型肺炎対策の強化に伴い、自動車工場の操業が、欧米で暫く止まることとなり、自動車産業のウエイトが極めて大きい日本経済にとって、大きな打撃となります。

 ですから、GPIFの巨額現物買いの影響で上がり続けているトヨタを除き、自動車株・自動車関連株やその影響を大きく受けるハイテク株も急落となった一週間でした。

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 また、木曜日には、REITが記録的な大暴落となりました。

    ただ、木曜夜に原油が大きく反発し、金曜日にはパニック的なドル買いも止まって、アジア株は全面高でしたが、反発は1日限りで、金曜夜にNY株も原油も急落したので、まだまだ予断を許さない状況が続きそうです。

  

 今週の個人的な成績ですが、先週持越し分については

 3月13日(金)

  買い持越し:明豊エンター(8927)・ミクリードIPO・3/16)

  空売持越し:無し

と、引き続き土日の間の世界的な感染拡大を警戒して、事実上持ち越しはゼロでした。

 3月16日(月)

  利確:三井住友フィ(8316)・明豊エンター

  損切:ミクリード(IPO)

  デイ買い:三井住友

  買い持越し:エニグモ(3665)

  空売持越し:無し

 3月17日(火)

  利確:エニグモ・武田

  損切:三菱UFJコマツ

  デイ買い:武田・三菱UFJコマツ

  買い持越し:アスクル・塩野義(4507)・国際帝石(1605)・スキー場開発(6040)

  空売持越し:無し

 3月18日(水)

  利確:アスクル・塩野義・三井住友フィ

  損切:国際帝石

  デイ買い:三井住友フィ

  買い持越し:ダブルインバー・スキー場開発

  空売持越し:無し

 3月19日(木)

  利確:ダブルインバー(PTS)・みずほFG・スキー場開発

  損切:無し

  デイ買い:みずほFG

  買い持越し:無し

  空売持越し:無し

 

 木曜日に原油暴落で激安になった国際帝石を買おうか、散々迷いましたが、今週末は3連休なので、最終的に止めました。

    ダブルインバースを持ち越す予定で買いましたが、大引け後さえない値動きだったので、PTSで利確し、持ち越しは無くなりました。 

 

 今週一週間を振り返ると、月曜日に、一応少しだけ買い持ち越ししたエニグモ、決算はかなり良かったですが、この日の夜はNY株が2997ドル安の大暴落日だったので、暴落を予想して月曜日の夜間市場で利確しました。

 翌日の東証での結果は、ストップ高でした。

 火曜日のアスクルは、ちょっと迷ってしまい、急騰後に買ったので、少額にしましたが、決算は相当良く、利確出来ました。

 それ以外は、今週も適宜デイトレに徹しました。

 火曜日は、600円安→500円高という急落・急騰に乗じて、デイトレを10回くらい行ったものの、買ったり負けたり、前場は小幅マイナスでしたが、最後の武田のデイトレ買いで上手く取り返して、プラスで終われたので、4日間いずれも小勝ち、今週もプラスで終わりました。

 今週末は3連休ですが、連休中の欧米における新型肺炎蔓延の悪化リスクもありますし、世界的な株価暴落が止まらないことから、下げ止まりの気配もありますが、念のために3月の権利取りは来週実施する予定にしました。

 

 今回のIPOシーズンは、どの銘柄も全くダメですね。

 やはり相場環境が悪すぎで、普通、事前評価B以上ならプラスになるのですが、今回、AやS評価以外は、値上がりが期待できないので厳しいですね。

    ただ、来週後半から月末には自動的に大きな買い需要が発生するので、GPIFの買いが続き、連休中に欧米株が急落しなければ、IPOの権利当たれば取ろうかなと思っています。

  

昨日・今日の日本株買いの主体はGPIF?

 

 昨日から今日の終盤にかけて日本株は、一部の大型銘柄が異常な上昇をしており、異様な値動きが続きました。

 特にこの2日間、トヨタソニー・OLCの3銘柄の異常な高騰が目立ちましたね。

 TOPIXは、昨日今日ともに上昇で、2日間で最大7%上がったのに、日経平均は昨日も今日も一瞬2%高があったものの、結局2日間でマイナスという結果でした。

 この極端な歪の原因は一体何なのでしょうか?

 その答えは、「GPIF」です。

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 昨日今日と市場関係者からも、「年金が一部銘柄をかなり買っているようだ」との声が出ています。

 世界的な株価の急落で、当然のことながらGPIFも巨額の運用損を出しており、2019年12月末と比較すると、現在約20兆円超の損失を出していると推定されます。

 損を出しているのに、新規に株を買う金があるというのは、本来おかしな話ですが、GPIFは運用割合が決められているので、その運用割合を維持するためという理由付けで、日本株を買うことができるのです。

 そのカラクリ・原理についてお話します。

 

 国民が納めた年金を一元的に管理しているGPIFは、その資金の大半を運用しています。

 その運用割合は現在、日本株・外国株・国内債券・外国債券を概ね25:25:35:15の割合で運用しています。

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 6年前迄、債券が7割以上と安全運用だったのに比べて、積極的な運用に変更となっています。

 そして、2019年末で約168兆円の運用資産を保有していました。

 この金額に、運用割合+誤差を当てはめると、大まかですが、

   日本株42兆円・外国株44兆円・日本国債59兆円・外国債24兆円

となります。

 今年になってGPIFは、日銀が買う日本国債が枯渇気味なことや、円安誘導を狙って、一部規定の解釈を変更し、日本国債を2~3兆円売って、外国債券を2~3兆円買い、その保有割合を一部変更しました。

 市場の変動に応じて、一定率まで運用割合の変更が認められていますので、実際の保有額は上記と異なりますが、大まかな金額で話した方が分かりやすいので、この金額で話を続けます。

 

 株安の影響で2019年12月末に比べて現在、約24兆円の運用損が出たので、現在の運用資産は約144兆円へと大幅に減少しました。

 この資産額に、株の下落率を25%だとして当てはめると、現在の運用資産の金額は

   日本株32兆円・外国株30兆円・日本国債56兆円・外国債26兆円

という推定となります。

 外国債だけは、主にアメリカ国債の値上がりのお蔭で1兆円ほど利益が出ていると思われますが、株で約25兆円の損失が出てしまっています。

 

 GPIFには、四半期ごとの運用成績を公表することが義務付けられていることから、成績が悪い時には少しでも良く見せようと、四半期末にドレッシング買いを入れて誤魔化をしてきたのが実情です。

 特に今四半期は、四半期ベースでは史上最悪の運用成績となっている(以前は債券主体の運用だったので損失は少なかった)ことから、これを少しでも良く見せたいという焦りがあるのです。

 そこで、株の暴落の影響で、現在144兆円の資産の運用割合が

   日本株22%・外国株21%・日本国債39%・外国債18%

と、株が減って債券の割合が増えたことを悪用し、「とりあえず3月期末に向けて、日本株だけを規定の運用割合の25%付近に戻そう」と、一気に買っているというわけです。

 FRBのゼロ金利復帰のお蔭で、債券で損失が発生しなかったので、規定よりも保有割合が増えてしまった債券を数兆円分売却し、そのお金で新規に日本株(外国株もですが)を買う資金を捻出したということなります。

 これが、いくら株で大損を出しても、債券で損失を出さなければ、新たに日本株を買うことができる(今回は日本株で約3兆円でしょう)というカラクリです。

 ただ、GPIFは基本的に長期保有方針なので、MSCI等を基準に銘柄を選別して、今後値上がりが見込める個別銘柄を買います。

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 一方投機筋は、昨日も今日も日本株の225先物を売ってきています。

 外国人投資家からの日本株実需売りも止まりません。

 NY株は、昨日1050ドルほど反発しましたが、今日のダウ先物は-1000ドルと昨日の上げを帳消しにする値動きとなっており、今晩も世界的な株安が予想される状態です。

 ところが、日本株は今日の午後2時ころまで、GPIFの巨額買いが優勢だったことで、TOPIXの異常な上昇が止まらない状態でした。

 今回のGPIF買いで疑問符が付く部分は、個人に配当・優待権利取りで人気のある電鉄・電力株等を大量買いし、それが個人の権利取りの買いを誘発して、10%以上の大幅高になる銘柄が続出してしまった部分ではないでしょうか?

 おそらくこれは、そのようになることを見越して、狙って買ってきたものと思われます。

 普段、売買代金の少ない銘柄が多いので、年金が多めに買えば、急騰してしまいますからね。

 そして、このGPIFの買いは今月末まで色々な形で続く可能性が高いと思われます。 

 

 以上の記事は、あくまで個人的な分析の結果を書いたものですが、大筋は正鵠を射ていると思います。

 例えば今日、KDDIは6%安なのに、ドコモは7%高とか、トヨタは2日間で10%超高を付けたのに、トヨタ以外の自動車関連株は軒並み安く終わっている等、特に材料もないのに、こんな不自然で歪な相場は非常に珍しいことです。

 昨日と今日における、相場全体の下げ止まり・株高の雰囲気の醸成は、GPIFの一手買いだけで成り立っていたとみて間違いないでしょう。

 おそらく、TOPIXだけの異常な上がり方や、先週までの平均売買代金と比べて、この2日間の売買代金が急増している状況等から、GPIFは昨日・今日で個別銘柄を数千億円~1兆円近く買い入れたと推定されます。

 

 株安を止めたいという政府筋の意図も入って、今回は、今までに見たこともない金額を投じての強引買いが行われました。

 ところが、世界の投機筋は、新型肺炎の感染状況の悪化が止まらず、大部分の国が今後最低1か月程度は、国境閉鎖をするという非常に厳しい流れになっているのに、この流れに逆らう売買を特定の公的機関が実施した反動は必ず出ます。

 GPIFの買いが消えたら、無理矢理上がった分、下がるということです。

 ですから、特にGPIFが今回買い入れた結果、急騰してしまった銘柄の反落には、気を付けた方が良いと思います。

 

都内・根津神社の躑躅(つつじ)

 

 

 都内で桜も開花し、花の季節が始まりました。

 今週は、一気に暖かくなるそうですから、世の中のコロナ肺炎騒動は収まる気配はないものの、外出して気晴らしするのが良いと思います。

 

 今回は、都内の躑躅の名所、東京都文京区にある根津神社の記事です。

 根津は、最近大人気の下町エリアである谷根千の一つであり、この一帯は戦争で空襲の被害を受けなかったことから、昔ながらの情緒ある風景がたくさん残っています。

 それでは、早速、根津神社内の躑躅の写真を紹介します。

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 いやあ、見事なつつじです。
 境内には約2000本のつつじが植えられており、ピークの頃は、人・人・人で混雑します。

 神社周辺には、お土産物屋や飲食店も多く、どこも多くの人でにぎわいます。

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 こちらの写真で見てわかる通り、つつじを鑑賞できる通路は、人だらけです。

 その大半は写真を撮るのに夢中ですから、流れに乗って、ゆっくりと鑑賞しましょう。

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 躑躅を鑑賞するには、200円の料金がかかります。

 鑑賞路の入り口にお金を払う場所があります。

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 境内の奥には、写真のような伏見稲荷大社の千本鳥居に似たものがありますが、これも「千本鳥居」というそうです。

 伏見稲荷に比べれば、人ひとりが通るのがやっとの、かなり小ぶりの鳥居で、本数も数百本(以前数えたら300本弱だったと思います)です。

 根津神社の敷地は広くないので、鳥居が小さく、千本も立てられないのも致し方ありません😊。

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 こちらは表参道から入ると、正面にある「楼門」です。

 境内には、徳川将軍家絡みで移設されたものも多く、根津神社の建物は、全体的に非常に豪華で立派です。

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 こちらは、裏側(北参道?西参道かもしれません💦)の入り口にある鳥居です。

 こちらの撮影日は、天気が悪かったので、暗い写真になってしまいました。

 

 根津神社のつつじまつり。

 今年は4月4日から5月6日まで行われます。

 この冬は暖かかったので、開花は例年よりかなり早まりそうで、GWの後半だと、枯れた躑躅だらけの残念な風景になってしまうと思います。

 今後の気候にもよりますが、4月のGWに行くと丁度見ごろかもしれません。

 例年なら、外国人観光客も多く、非常に賑わいますが、今年はイベントもすべて中止で、露店も出ないので、静かに躑躅を鑑賞するだけのつつじまつりになるとのことです。

 また、新型肺炎対策で、躑躅の鑑賞路の入場制限を実施する(200人程度で入場制限を掛ける)そうですので、土日祝日は、鑑賞待ちの大混雑が発生するかもしれません。

 

 なんだか、暗い感じの日々が続いてしまっていますが、今週末は都内で桜もかなり咲くでしょうし、綺麗な花を見に行って、気分を一新しましょう^^

 

 

  

再びFRB緊急利下げ、でも...逆効果?…

 

 日本時間の早朝(アメリカ時間では日曜日の夕方)に、FRBが緊急利下げを発表しました。

 そして、その下げ幅は1%と、市場の予想を上回るもの。

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 でも、これって、タイミング悪すぎじゃないの?っていう感じがします。

 

 金曜日のNY株は、終盤まで反発してはいたものの、弱さも見え、不穏な空気が流れていました。

 ところが、本来ならばネガティブ材料になるはずの大統領による「国家非常事態宣言」を理由に、最後の1時間で約1300ドル上げました。

 これは明らかに、売り方に対する買い方の仕掛けと見るべきでしょう。

 数日後にFOMC(での利下げ)もあるので、今までの急落に対する大きなリバウンドの発生を恐れている売り方が多い状況を利用して、買いで仕掛けた大口が居たということなのです。

 ですから、そのまま何もなければ、NY株は今日も続伸した可能性が高かったでしょう。

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 ところが、急速な感染拡大に危機感を抱いていたFRBが、3日後のFOMCを待てずに今朝、緊急利下げ、それも1%と最大幅の利下げをしてしまったので、これで金利を下げる余地がほぼ無くなりました。

 最悪「マイナス金利を導入すれば?」と言っても、マイナス金利に景気浮揚効果は無く、下げてもー0.5%程度までの深堀りが限界で、それ以上引き下げると、金融仲介機能を担う金融機関が軒並み経営危機に陥ってしまい、逆効果になるという真実を、ECBや日銀のマイナス金利政策が如実に示していますからね。

 

 ですから、今回のFRBの利下げで、「これでもう世界の主要な中央銀行は打つ手が皆無となった、アメリカの新型肺炎恐慌がピークになる直前まで、安心して空売りが出来る」と、投機筋が再度売り仕掛けをする最大の理由となってしまうでしょう。

    3日後のFOMCを待つことが出来ない程の危機的状況なのだという、売り方に有力な理由付けも出来てしまう緊急利下げですからね。(日銀も同じです)

 

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 先週木曜日の歴史的な急落は、ECBが理事会終了後に効果的な金融政策を何も発表できず(これは事前予想通りなのですが)、完全に行き詰ったという事実を世界に示したことで、投機筋の新たな売り仕掛けが入ったことが大きな理由ですからね。

 世界の投機筋は、各国政府や中央銀行の足元を見ながら、上下に仕掛けているのですから。

 

 そして市場混乱の最大の問題である新型肺炎の世界的蔓延ですが、イタリアは中国・湖北省以上の悲惨な状態に突入しました。

 感染者が多すぎて、治療を受けられず、亡くなる高齢者が続出。

 次は、スペインが同じような状況になるでしょう。

 更には、フランスも、イタリアのようになりつつあります。

 他にはイギリスとドイツも危ないです。

 その他ヨーロッパ諸国も軒並み、湖北省やイタリアのようになる危機に直面しています。

 

 そして、なんといっても今後の、新型肺炎感染拡大の最大の問題国は「アメリカ」です。

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 残念ながらアメリカでは、現政権が新型肺炎を軽視し過ぎて、初動対応が完全に遅れたので、今後、イタリア以上の悲惨な状況になるのは確実です。

 アメリカは貧富の差が激しく、国民皆保険制度もありません。

 バブル崩壊後、日本人は等しく貧しくなりましたが、それでも皆保険制度があるので、日本国民の大半は良質の医療を受けることができます。

 でも、アメリカ人はそうはいかないのです。

 医療保険に入っていないと、高額な医療費を自己負担しなければなりません。

 だから、貧しい人は体調が悪くなったって、せいぜい薬を買うだけで、大病を患っても、病院で高額な治療を受けることはできないので、もし新型肺炎に感染して症状が悪化しても、大した治療は受けれないまま過ごすしかないですから、結果的にウィルスを市中にまき散らしてしまうのです。

 今、アメリカの民主党は、新型肺炎検査費用無償化や失業対策等の包括的対策法案を出し、これは直ぐにも議会で承認される見込みですが、これは、そうしたアメリカの医療の実情を憂慮し、せめて検査だけは受けさせようというもの。

 また、遅れていた検査体制も一気に強化が進んでおり、韓国同様のドライブスルー検査も開始されました。

 でも、検査が無料で、簡単に受けられるということになれば、検査実施数が急速に増えることになるので、爆発的な感染拡大の実態を追認するだけのこととなり、パニックが発生するのも確実です。

 そうなればアメリカは、カナダ以外の国境を閉鎖し、完全に人の移動を禁止する措置を最低でも8週間は取らざるを得なくなるので、その時世界の株価は再び大きく下げるでしょう。

 おそらく、あっという間に、アメリカはイタリア並みの厳しい状況に追い込まれてしまうので、今、少しばかり株価が反発しても、持ち越すのはかなりのギャンブルだと思います。

 

 ヨーロッパもアメリカも、新型肺炎の感染力を甘く見ていました。

 これは世界中の人達の大半が、甘く見ていたのだから致し方ありません。

 また、アメリカのCDCも当初選択した検査方法に問題があり、検査体制の拡充も大幅に遅れました。

 こうした悪条件がいくつも重なり、イタリアでの爆発的な感染が始まってから、アジア以外の各国が大騒ぎし始めましたが、完全に手遅れ状態です。

 そして、アメリカは皆保険制度では無いので、「貧乏人は高度な医療を受けない」という前提で作られているアメリカの医療体制は脆弱です。

 肺炎治療に不可欠な呼吸系の高価な医療機器類は、あっという間に足りなくなると言われています。

 このような非常に厳しい状況ですから、来週末までには、アメリカ国内の感染者数は数万人、死者は1000人を超え、いずれイタリアや湖北省に匹敵若しくはそれを超える状況に陥るでしょう。

 

 既にEUでは、デンマークポーランドチェコに続いてドイツも国境閉鎖を決めました。

 これらの国境閉鎖は、感染流入を止めるだけではなく、物資買い占め騒動が国境を越えてなだれ込むのを防ぎたいという意図も大きいようです。

 しかし、EUの盟主ドイツが国境閉鎖(陸路)を決めたので、陸続きの国は次々と国境を閉ざすでしょう。

 そうなれば、世界経済はますますダメージを受けてしまいます。

 そこに今後、アメリカが同様の措置を取ると見込まれるのだから、当面、世界経済や各国の株価は、非常に厳しい状況に追い込まれると思います。

 いまや、中南米やアフリカ諸国、アジアの国々も、EUやアメリカのやり方を真似し始めていて、次々と国境を閉鎖しています。

 ですから、これから3か月程度は、リーマンショックを遥かに超える、急速な世界経済収縮の危機に突入するということになります。

 

 日本についてみてみましょう。

 日本は感染者数が一気に増える状況にはなっていませんが、これは検査を選別しているからです。

 この検査実数の異様な少なさは、徐々に海外からの批判が出始めています。

 和歌山県を除く大半の自治体では、消極的な検査姿勢を維持しており、軽症者はなるべく検査を受けさせず、中等症以上で顕著な症状が出た感染の疑いが濃い者か、その濃厚接触者に絞ってPCR検査を実施しているだけなので、他国に比較すると感染者数の伸びが低くなっています。

 検査数が極端に少ないのだから、把握している感染者数も少ないのは当前です。

 でも、既に壱岐のような離島でも、経路不明の感染者が見つかったように、間違いなく日本における感染は、私たちの身近な人達の直ぐそばにまで広がっています。

 この日本の検査選別方式は、感染者が急増することで発生する医療崩壊を防ぐには有効ですが、一方で軽症者・無症状者の把握とその行動抑制は出来ないことから、感染の広がりを止めることは出来ません。

 ですから、感染者の暫増傾向がこのまま続くでしょう。

 「イタリアや韓国のように、疑いのある者全員を検査すれば、感染者数が増えすぎて医療が崩壊してしまうからやるべきではない」という理論にも一理あると思います。

 でも、無自覚な軽症者を野放しにしたままにしていては、感染を止めることはできないでしょう。

 だから日本では、4月を過ぎ、5月に入り、その後6月になっても、一定数の新規感染者が発見されるという状況が続くことになると見込まれます。

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 そして、開催がどうなるのか世界中で話題となっている東京オリンピックですが、現状のあまりにも酷い世界の感染拡大の情勢を見れば、残念ながら、計画通りの日程での開催はほぼ不可能です。

 もし、このまま予定通り開催を強行出来たとしても、来日する観客は予想を大幅に下回り、それも激減レベルに留まるでしょうし、国単位での選手派遣拒否や選手個別のボイコットも相次ぐでしょう。

 開幕まであと4か月しかないのに、アメリカや中南米諸国やアフリカ、南半球といった国々では、これから爆発的に感染が広がると予想されているのですから。

 

 それに、IOCと東京オリンピック委員会の契約書では、「万が一開催の可否に判断を要するような事態が生じた場合には、60日前までにIOCが通告する」という旨の取り決めがなされています。

 ですから、今、なんだかんだ色々な話も出ていますが、現実的な可否の決断までの時間的猶予は、最大2か月しか残されていないのです。

 現状では、2ヶ月後に、世界の新型肺炎の感染状況が劇的に改善している可能性は、ほぼゼロでしょう。

 例えば、イギリス政府は、イギリス国内の感染のピークは5・6月と予測しています。

 もし、今年の7月に無理矢理開催しても、日本国内に落ちる経済的な恩恵は大幅に縮小してしまい、オリンピック特需は事実上消滅してしまうということになります。

 そういう状況ですから、現実的な最良の選択肢は「延期」の一択なのです。

 中止は、開催予定国の経済に極めて大きな禍根を残しますので、選択肢としてはないでしょう。

 

 そして、最大のポイントはオリンピック開催の決定権はIOCが握っていることになっていますが、その裏にもう一人決定を左右する存在が居るのです。

 それは、IOCに巨額の放映権を支払っている、アメリカの巨大メディア企業「コムキャスト」。

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 オリンピックの放映権は、コムキャスト傘下のNBCが巨額のマネーをIOCに支払って長期契約で獲得しています。

 ですから、コムキャストが、無観客開催で良いと判断すれば、IOCはそれに従うだけです。

 同様に、コムキャストが1年若しくは2年の延期が良いと判断すれば、IOCはそれに従うだけです。

 そういうわけで、いくら日本の政治が「予定通り開催だ」と強弁を言い続けても、日本に開催決定権は全く無いので無意味です。

 現実的にはコムキャストが、他に放映権を持っているアメリカ4大スポーツやその他国際的スポーツイベントの開催予定等のスケジュールを総合的に鑑みて、オリンピックの開催日程を決めているのですから、決定権はコムキャストにあるのです。

 だから、日本の政治家やオリンピック委員会は、コムキャストに対して「無観客ではなく延期でお願いします」と懇願すべきなのです。

 これは、もう、今からやらなければダメです。

 コムキャストとすれば、最悪、放映できれば良いだけなので、無観客開催でも構わないのですから。

 日本の政治家も国民も、オリンピック委員会も、現状から目を背け続け、「予定通り開催」に固執するのではなく、経済的な損失が最も少なくて済む、「延期開催」に向けて、今から最大限運動し、努力すべきだと、個人的には思います。

 そういう訳で、今後2ヶ月間の日本株には、新型肺炎だけではなく、日本における今年最大の経済的イベント「東京オリンピック」の需要が消滅するというマイナス効果を考慮し、開催の方向性が決定するまで(延期と決まれば、それまで売り込まれていた株は大きく上がるでしょう)は、積極的なロングポジションは取らない方が賢明だと思います。

 

 

 

 

 

 

  

 

2020年3月第2週の相場と成績(アメリカ大統領の言動に振り回された週)

 

今週の日本株

9日(月)

 先週金曜日のNY株が小幅安だったので、日本株も安く始まるも、新型肺炎の蔓延が止まらないことから、一気に20000円の大台を割り込む大幅安で終了。

10日(火)

 NY株が大幅安だったことで、日本株も大幅安スタートとなるも、大規模な財政出動をにおわすアメリカ大統領のツイートを好感し、大きく切り返して、小幅高で終了。

11日(水)

 NY株が大幅高となったものの、日本株の前日が上げ過ぎたことから小幅安スタート。その後アメリカ大統領が記者会見に出席しなかったことや、アメリカの財政出動の内容が減税中心で、実施までに時間が掛かるものだったことから、期待が大きく後退し、安く終了。

12日(木)

 NY株が大幅安となるものの、大統領のテレビ演説を期待もあり、前場前半は小幅安で推移するも、演説の内容が「欧州からの入国禁止措置」と非常にネガティブで期待外れだったことから急落し、大幅安で終了。

13日(金)

 アメリカの入国制限拡大だけではなく、ECBの会合での決定内容が市場の期待を大幅に下回ったこともあり、欧米の株価が、ブラックマンデー以来の記録的な大暴落となったことで、日本株前場途中には、バブル崩壊時以来の記録的大暴落に。

 ただ午後の途中で、「カナダの企業が新型肺炎の治療薬の開発に成功し、今週末から投与テストを実施する」との真偽不明の情報が市場を駆け回ったことやそれまでの下げ過ぎのリバウンドが入り、オーストラリア市場がー8%→+4%まで切り返したのを筆頭に、後場中盤から急速に買い戻しが入り、下げ幅を大幅に縮めるも、最後は売り直されて終了。

 

 

 アメリカが、欧州からの入国制限実施を決定したことで、今週は非常に厳しい相場展開へと変化してしまいました。

 金曜日の後場途中からは、下げ過ぎのリバウンドに加えて、真偽不明の「新型肺炎治療薬の開発に成功?」の情報が市場を駆け巡り、投機筋の空売りの買い戻しが急速に入って、下げ幅を一気に縮めましたが、この情報が本当でも、ワクチンが出来るのは最短で11月だとの情報も流れているので、今後どうなるかはわかりません。

 いずれにせよ、短期で下げ過ぎなのは間違いありませんし、ちょっとしたきっかけで、大きく切り返しやすい相場に突入しましたから、うまく立ち回って利益を積み重ねていきたいですね。

(金曜日のNY市場は、アメリカ時間午後3時、T大統領の非常事態宣言をキッカケに、一気に大幅高になりました。相場は不安定なので、最後の最後までT大統領に振り回されてばかりの一週間に。でも大きなリバウンドとなったので、これで少しは落ち着けると良いのですが…。先日までの大統領の楽観的な姿勢と、アメリカの新型コロナの検査が、大国のプライドから独自の検査方法を導入したことが裏目に出て、全く進んでいない(水曜日までで5000人程度しか検査出来ていないらしい)そうなので、イタリア同様に相当国内感染が広がっているという情報もあり、また厳しい場面もありそうです)

 

 先週持越し分は

 3月6日(金)

  買い持越し:鳥貴族・フォーラムエン(IPO・3/9)・フォースタート(IPO・3/13)

  空売持越し:無し

と、引き続き土日の間の世界的な感染拡大を警戒して、事実上持ち越しはゼロでした。

 3月9日(月)

  利確:無し

  損切:鳥貴族・フォーラムエン(IPO)・コマツ・ツバキナカ

  デイ買い:コマツ・ツバキナカ

  買い持越し:フォースタート

  空売持越し:

 3月10日(火)

  利確:ツバキナカ・ニコン・JAL

  損切:東北電

  デイ買い:ツバキナカ・ニコン・JAL・東北電

  買い持越し:フォースタート・東北電

  空売持越し:無し

 3月11日(水)

  利確:ダブルイン

  損切:東北電

  デイ買い:ダブルインバース

  買い持越し:ダブルイン・フォースタート

  空売持越し:無し

 3月12日(木)

  利確:武田

  損切:ダブルインバース

  デイ買い:武田

  買い持越し:ダブルイン・フォースタート

  空売持越し:無し

 3月13日(金)

  利確:ダブルインバース・武田・JAL・HIS

  損切:フォースタート(IPO)・三井住友

  デイ買い:武田・JAL・三井住友・HIS

  買い持越し:ミクリード(IPO・3/16)・明豊エンター(8927)

  空売持越し:無し 

 

 いままで、ダブルインバースに注目はしていたものの、手を出したことはほとんどありませんでしたが、今週は購入することでリスクヘッジしました。 

 そのお陰で、今週も小幅プラスで乗り切れました。

 結果から見ればダブルインバース、今週滅茶苦茶上がったので、「たくさん買っておけばなあ」と思いましたが、それは結果論であり、変動の大きい危険な相場では、一つのサプライズがあれば、火曜日や金曜日の値動きのように、流れが大きく変化してしまうのですから、ポジションを傾けすぎるのは危険と考え、無理はしませんでした。 

 個別では、先週金曜引け後に発表の鳥貴族の決算と月次成績がかなり良かったので、PTS市場での利確に迷いが生じ、月曜日まで引っ張って負けてしまったのが余計でした。

 金曜日の寄付きには、MSQ絡みでの巨額の売り物が出たことで、特に日経平均銘柄は軒並み暴落して始まりましたが、流石に下げ過ぎだと思い、数銘柄に打診買いを入れてみたものの、JAL以外はあまり利益は出なかったです。

 

 権利を貰えた今週のIPO2つは、相場環境が非常に悪すぎて、どちらもダメでした。

 せめて、2銘柄ともに火~木曜日の新規上場であれば、フォースタート(7089・事前評価B)はプラススタートで、少しは利益が出たのでしょうけど、よりによって、欧米市場が記録的暴落となった金曜日上場ですからね😢

 どうしようもありませんでした。 

 また、今週新たに、みずほでIPOが1つ当選(B評価)したので権利を取りましたが、相場環境が厳しいので、利益が出るかどうかは微妙です。

   

日本時間AM10時からの、アメリカ大統領の演説に期待が高まっていましたが...

 

 先ほど、T大統領は、アメリカ国民向けにテレビ演説を実施しました。

 昨日、記者会見から逃げたことでNY株が急落してしまい、何もしないわけにはいかないと、テレビ演説という、質問を受け付けない方法を選択。

 

 それでも、議会での早期承認が見込めない、「給与税減税」以外の、別の大きな経済対策が発表されるのではないかと、市場では期待が高まっていましたが...

 

 残念ながら、演説の内容には最悪なものが含まれていました。

 それは、EU諸国(シェンゲン協定国)からの30日間の入国禁止措置。

 これは、経済に大きなダメージを与えます。

 その他は、昨日までに政権側から出ている経済対策とほぼ同じ内容。

 期待に対する答えは、ほぼ「ゼロ回答」という結果に。

 

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 これでは、今晩の世界同時株安発生は避けられません。

 新型コロナ肺炎に対する入国制限措置ですが、いち早く中国からの入国禁止措置を導入したイタリアやアメリカでも、中国に居た自国民や、規制の掛かっていない他国人等から、ウィルスが侵入してしまい、感染を防げなかったという例を見てわかる通り、ただの一時しのぎにしかならず、国内に感染者が大量発生してしまった段階で導入しても、効果はあまりありません。

 何もしていないという批判を少しでもかわすための、政治的なアピールというだけのこと。

 

 演説では「EUからの物の流入も停止する」と発表しましたが、株価が暴落する気配を見せたので、慌てて「貿易は変わらない、人の流入の停止だけだ」とツイートする始末。

 大半が自画自賛だらけの演説に対し、「失望売り」で市場は答えました。

 既に今回の演説、市場では「ト〇ンプショック」と言われ始めていますね。

 

 欧州は新型肺炎の感染者の想定を超える急増が止まらず、危機的状態にあります。

 今晩開催のECB理事会で、「0.1%の小幅利下げと、各種流動性対策」等が発表されるでしょうが、T大統領の記者会見はEU諸国にとって、そうした小さなポジティブニュースを完全に打ち消してしまうほどの大きなバッドニュース。

 今日のECBの理事会で発表されるだろう各種対応策は、T大統領のお蔭?で完全に、焼け石に水となりそうです。

  

 今日のT大統領の演説内容だと、アメリカにおける大きな財政出動はだいぶ先のことになったので、一部で噂されている、

   来週のFOMCでの1%利下げ

も、現実味を帯びてきました。

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 もし、0.5%止まりだったら、失望売りがでてしまうので、0.75%か1%の利下げしか選択肢が無い状況に、FRBは追い込まれましたが、どうするのですかね?

  

 唯一の希望は、中国が感染の抑え込みに成功しつつあることでしょう。

 ただあそこまでの徹底的な移動・行動制限は、監視国家にしか出来ないので、他国ではそう簡単に真似できない部分が問題点です。

 

 今日のT大統領の演説で、相場環境は更に悪化しましたので、次は、

   来週半ばに実施されるだろうFRBの利下げで、株安の連鎖が止まるかどうか

という部分に注目です。

 今日の後場は、日銀買いや明日のMSQ絡みの大口の思惑買いで、大きく値を戻す可能性もありますが、リバ狙いや権利取りの買いは、もう少し先の方が賢明だと思います。

アメリカ大統領、10日の記者会見に現れず

 

 9日に、「極めて大規模な対策を10日に発表する」とツイートしたT大統領。

 ところが、10日午前中には、「ホワイトハウスが記者会見の用意をしていない」という情報や感染者拡大のニュースから、NY株も+900ドル→-160ドルへと、一時急落していましたが、大引けにかけて、大規模減税への期待感から、+1100ドル超の大幅高で終了していました。

 

 でも、夕方になっても、

   給与税の減税と影響の大きい企業(空運・クルーズ・旅行業界等)への支援

という、超大まかな概要以外には何の発表も無く、夜の記者会見で詳細を発表するのかと思いきや、T大統領、まさかの出席拒否。

 これはもう、苦笑いするしかない展開💦

 ありゃりゃという感じで、完全に想定外の行動ですね。

 まあ、予測不能なT大統領ですから、その言動は

   単なる相場の波乱要因でしかない

ということを改めて実感させられる出来事でした。

 

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 T大統領は、JOKERみたいなものなので、最近は、この絵を入れさせてもらっています(笑)

 

 実際には、T大統領が突然言い出した給与税軽減措置の中身が、

   新型肺炎対策と言いながら、露骨な大統領選対策

であり、またあまりにも巨額な減税案(8000億ドル(84兆円))だったので、

   「3年前の大減税で大幅な歳入不足なのに、これでは国が成り立たない」

   「国の財政に無責任な大統領だという評価となり、選挙に不利となる」

等と、周囲から反対の声が続出し、結論が出なかったのでしょう。

 T大統領は、自分の意見が通らない不満もあるし、前日の

   誇大ツイートがフェイクツイート

になってしまうので、記者会見に出席せず、逃げてしまうという行動に。

 

 会見に出席したカドロー(クドロー)委員長ら取り巻き連中も、記者からの質問に、具体的なことは何も話さず、口を濁すばかりだったようです。

 「実現不能な狼煙」をぶち上げても、ライバル民主党が支配する議会が、とても飲むことができないような巨額対策案は、法案として通る可能性は無く、実行できないですからね。

 

 この状況だと、今回のT大統領のツイート内容は、当面、実現不可能で、あまり期待できませんから、来週のFOMCで0.75%の利下げがあることに期待し、その直前に仕込むかどうかを考えることにします。

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NY株最大幅の下げも、アメリカの巨額減税期待で急反転

 

 昨晩のNYダウは、事前予想通り、2000ドルの下げとなりました。

 サーキットブレーカーは日本時間昼間のダウ先物でも発動していたのですが、NY株は取引開始早々に、サーキットブレーカー(加熱相場を防ぐため15分間の取引停止措置)が設定されてから、初めての発動となりました。

 

 色々な対策を発表しても、株価があまりにも下げることで、アメリカでは先日83億ドルの緊急対策を策定したばかりですが、「減税を伴う新たな対策を10日に発表する」とT大統領がSNSにツイートしました。

 ツイートでは、「極めて大規模な対策だ」といつものよう誇大に吠えていますが、議会を通さないと何もできず、絵に描いた餅となってしまうので、ライバル民主党が現在策定中の新型肺炎対策をほぼ丸呑みする形となるのでしょう。

 

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 昨晩から今朝にかけて、そのような出来事があったので、今朝の日経平均先物は昨晩の800円安→250円安まで戻っていたのですが、小幅安で寄り付き後、ズルズルと値を下げていき、結局800円安まで行ってしまいました。

 「ポジティブツイートがあったのに、ちょっとおかしいなあ」と思っていたのですが、今は難しい相場なので、別のことに没頭して相場から暫く目を離していたところ、気づいたら為替が急速に円安になり、株価も急速に切り返していました(苦笑)

 後場は日銀買いも入って、小幅高で終了となりました。

 ただでさえ今週は、金曜日寄り付きにMSQ(メジャーSQ・先物清算日)もあるので、株価が大口の思惑で乱高下しやすいですからね。

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 このように、今週のあまりの激しい値動きに、為替や株の注文が殺到し、昨日は楽天証券、今日はSBI証券のシステムが一時ダウンしてしまいました。

 ネット証券各社は、システム投資を怠ってはダメだという教訓ですね。

 

 大幅安が続くと、各国はそれを止めようと、次々に対策を打ってきますので、それが好感されれば、一気に切り返してしまうことも多いので、下げ止まらない時ほど、値動きからなるべく目を離さないようにしないといけないですね。

(とは言っても、取引しない時に値動きだけを見ていても、眠くなるだけです(苦笑))

 今回はFRBの緊急利下げが、空撃ちに終わり、ズルズルと下げていましたが、各国中銀の利下げや財政出動がここにきて次々と発表され、これらの措置が徐々に効いてきたようですから、一旦は持ち直しそうな感じです。

 

 ただ、欧米諸国における新型肺炎の状況は酷くなる一方ですし、一部の貧しい中東・中南米諸国やアフリカ諸国は、検査能力が殆ど無いので、感染者がゼロとか少数と言っても、各国の中国との強い結びつきを考えると、実際には相当蔓延していると見るべきですから、まだまだ厳しい状況が続くと思われます。

 ロシア・サウジ対アメリカの原油安サバイバルも新たに加わり、コスト高のアメリカのシェールオイル業者は、このままだと軒並み倒産の危機に陥るのですから、相場環境は一層悪化してしまい...今後どうなりますかね?

 

 短期的にはT大統領が今日発表する内容次第でしょうね。

 内容が良ければ上がるのでしょうが、議会の承認が無ければ出来ないことなので、実現には時間が掛かりますし、口先だけの実現不可能な内容であれば、失望売りが出るでしょう。

 もしダメならば、その次は来週のFOMCでFRBがどれだけ追加利下げ(市場は0.5%~0.75%の利下げを期待している、0.25%だったら失望売りでしょう)するかに掛かっているということになります。

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 その後、日本株には、今月27日の権利落ち日前後に、配当落ちに伴う「配当分再投資」というETFファンドによる大きな買い需要(7~8000億程度)があり、月末最終週の2日間には、株安で悪化した運用成績を誤魔化すため、GPIFによるドレッシング買いも入るでしょう。

 ですから、来週からの今月後半には、FOMCや日銀会合も含めて、多くの買い需要イベントが目白押しなので、昨日大きな切り返しが発生したことから、一旦は持ち直すと思います。

 このような、数々のイベントが過ぎ去った後の4月以降の株価については、

   新型肺炎次第

ということになりますね。

 

 

 

新潟・高田城址の夜桜🌸

 

 冬から春に季節が移り、桜の季節が近づいてきました🌸。

 数日後には桜開花のニュースが聞かれることになるでしょうね。

 

 今回は、「日本三大夜桜」(他は弘前城址・上野公園)の一つ、新潟県上越市にある「高田城址の🌸」を紹介します。 

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 この二つの写真は、高田城址の「さくらロード」で撮った写真ですが、これを見ただけでも、本当に見事で絵になります(^^♪

 この写真は、昔使っていたコンデジで撮ったのですが、昔のコンデジですら、このレベルの写真が撮れてしまうということからも、高田城址の夜桜の素晴らしさがわかると思います。

 高田城は、徳川家康の不肖の息子(六男)忠輝の為に作られた城で、城の縄張りは伊達政宗が行いました。

 忠輝は父家康から非常に嫌われており、晩年は長野・諏訪の高島城に幽閉されて生涯を閉じ(92歳と当時としては非常に長命だった)ましたが、高田城主となった頃は、45万石の太守(のちに75万石に加増)でしたので、その高い格式に見合った城地として作られた高田城は、広大な敷地を誇ります。

 廃藩置県後は、軍の駐屯地となり、主に地元の元軍人さん達の手で、明治以降植えられた桜は、現在約4000本あるそうです。

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 こちらは、高田城址公園のシンボル三重櫓をバックに撮った写真となります。

 高田城は天守の無い城だった(伊達政宗が指揮を執って作られた城なので、仙台城同様に「太平の時代に天守は要らない・将軍家への恭順の意を示す」という意味合いで、天守は作らなかったのでしょう)ので、この櫓が天守の代わりでした。

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 三重櫓付近で桜を、昼間に撮影するとこのような感じです。

 なお、三重櫓は現代になって復元されたものです。

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 こちらは、内堀沿いの桜です。

 夜はライトアップされて、より綺麗さが増す感じがしますね。

 昼間は、場所によって、雪化粧した妙高連山をバックに桜の写真を撮ることもできます。

 高田城址公園は、敷地が広大なので、首都圏や近畿圏の桜の名所と比較すれば大混雑しているという感覚はありません。

 適度な人出なので、想い想い立ち止まって、桜を愛で、十分楽しめると思います。

 ただ、この記事の最初に紹介した写真を撮った場所である「さくらロード」は、かなり混雑します。

 露店・屋台が立ち並ぶ場所や櫓付近も混雑します。

 

 今年の開花予想は3月27日だそうです。

 しかし、新型コロナ肺炎の影響で、「さくらロード」のライトアップは中止と決定しました。

 また、屋台・露店、各種イベント、桜を見ながらの宴会等は、全て自粛・中止となりました(ぼんぼりの点灯等は実施されるそうです)ので、遠くから「高田城址公園の夜桜」を見に行きたいと予定を計画している方は、来シーズン以降の方が楽しめると思います。

 

 今、世界中に新型コロナ肺炎が広がり、暗い雰囲気になってしまっています。

 このブログは「旅と投資」記事が中心ですが、旅の自粛ムードの影響もあって、投資の暗い記事が増えてしまっています。

 でも、少しでも明るく進んでいきたいと思っています。

 こちらを読んでくださっている皆様も、間もなく開花する🌸が満開になったら、近所の🌸で十分ですから、見に行って、少しでも明るい気持ちになって欲しいと思います。